先日WTI原油先物市場におきまして、価格がマイナスへ転換し、原油のトレーディングは新境地に突入いたしました。価格がマイナスになりますと、取引は自動的に決済されてしまいますため、お客様をお守りすべく、原油がマイナス価格になりました場合も、Axiory(アクシオリー)が取引できるように先駆的新商品を用意しました。
WTI原油インデックス(シンボル:CL.i)とブレント原油インデックス(シンボル:BRENT.i)です。
通常のWTI原油とブレント原油に加えて、上記2つの原油インデックスが追加されたので、AxioryでエネルギーCFDを取引できる商品は、合計5銘柄になります。
通常の原油と原油インデックスの違いは、価格です。原油インデックスの価格は、通常の原油価格より100ドル高いです。
WTI原油インデックスとブレント原油インデックスを取引するメリットは、原油価格が2020年4月では、マイナス価格になって取引ができなくなりましたが、インデックスに関しては、取引制限を受けることがないので、通常通り取引できることです。
また、WTI原油インデックスとブレント原油インデックスのレバレッジは10倍です。
取引開始日時 | 2020年5月13日(水)0:00~ |
---|---|
CL(原油)インデックス | シンボル名: CL.i |
Brent(ブレント原油)インデックス | シンボル名: BRENT.i |
価格や取引条件は、こちらを参照してください。
CL(原油)インデックス、Brent(ブレント原油)インデックスとは?
2020年4月に原油が史上初のマイナス価格になった時、Axiory(アキシオリー)では、原油の新しい注文が出せないだけでなく、ポジションを保有している場合、全て強制決済されてしまいました。
それぞれ独立した商品ですが、CLやBrentの価格に100USDが上乗せされています。つまり、常に実際のCLやBrentの価格より+100USD上乗せした数値が表示されます。
もしCLやBrentの価格がマイナスになっても、この上乗せされている100ドルによって価格はプラスで残ります。 例えば、Brentの価格が-5USDになった場合、Brentインデックスの価格は95USDとなります。
以下の表は、Axioryで取引できるエネルギーCFD商品と取引環境・取引条件をまとめた表です。取引するときに参照してください。
シンボル | 最大レバレッジ | 契約サイズ | |
---|---|---|---|
WTI原油 | CL | 20倍 | 100バレル/lot |
WTI原油インデックス | CL.i | 10倍 | 100バレル/lot |
ブレント原油 | BRENT | 10倍 | 100バレル/lot |
ブレント原油インデックス | BRENT.i | 10倍 | 100バレル/lot |
天然ガス | NGAS | 20倍 | 10,000 MMBtu/lot |
Axioryでは、原油などのエネルギーCFDも0.01Lotsから取引できます。
Axiory(アキシオリー)の場合、口座開設した時に設定したレバレッジに関しては、FX通貨ペアのみ適用されます。その他の日経平均株価などの株価指数や金・銀・プラチナ・パラジウムの貴金属、エネルギーCFDである原油などは、銘柄ごとにレバレッジ(必要証拠金率)が設定されています。
以下の表を見ると、CL(原油)インデックスやBrent(ブレント原油)インデックスの価格が、CLやBrentの価格に100USDが上乗せされていることがわかります。
その他
WTI原油インデックス(シンボル:CL.i)とブレント原油インデックス(シンボル:BRENT.i)もMT4、cTraderの取引プラットフォームで取引できます。 通常のエネルギーCFDの取引に使われている基本的なインジケーターも同様に使うことができます。また新たに付け加えられたトレードにおきましては、ゼロカット保証(negative Balance Protection)が適用され、かつ、オートチャーティスト(Autochartist)やストライクインジケーターなどの取引ツールや、Axioryのリスクマネージメントツールもすべて利用できます。
コメント(Comment)