BigBoss の取引専用アプリ「QuickOrder」の使い方や機能を知りたいとインターネットで調べると、本記事に辿り着いたはずです。
BigBoss QuickOrderとは、簡単にいうと、BigBossの提供する独自の取引アプリで、タブレットやスマートフォンに対応しています。
以下の記事では、BigBoss QuickOrderの全ての機能の全容について説明しています。
上記の記事は、BigBoss QuickOrderの全ての機能の詳細の使い方を説明していません。
この記事では、BigBoss QuickOrderの基本的な使い方「基本操作」について詳しく説明します。
スマホやタブレットの扱い方が苦手な方にも懇切丁寧にBigBoss QuickOrderの「基本操作」についてわかりやすく解説しました!
以下の記事では、BigBoss QuickOrderで取引する方法を図解を含めて詳しく解説しています。
BigBoss QuickOrderのログインする方法
BigBossの取引アプリ「BigBoss QuickOrder」へログインする方法を説明します。
BigBoss QuickOrderを利用するためにはMT5用の口座が必要です。
BigBoss QuickOrderは、MT4ではなくMT5のプログラムで書かれています。
まだ作っていない場合は、こちらからMT5の口座を開設してください。
この時、取引プラットフォームにおいて、「MetaTrader5」を選択してください。
ログインしよう
BigBoss QuickOrderにログインをする方法を開設します。
BigBoss QuickOrderのアプリをダウンロードすると以下のような画面が表示されます。
上側に「ログイン用ID」、下側に「パスワード」を入力して、「ログインボタン」をタップしてください。
「ログイン用ID」とは、クライアントポータルにあるMT5の口座番号で、「パスワード」とは、MT5の口座で取引するときのパスワードのことです。
ログインすると、以下のようにマーケット画面が表示されるます。これで、ログイン完了です。
ログインIDやパスワードは保存できる
ログインIDやパスワードを入力して、アプリにログインをしても、しばらくアプリを操作しなければ、自動的にアプリからログアウトされます。
これはセキュリティーのためです。
一回ごとに「ログインID」と「パスワード」の入力をするのが面倒な方は、ログインIDやパスワードは保存することができます。
フロッピーディスクマークである「上書きボタン」をタップすると、ログインIDやパスワードは保存することができます。
すると、ログアウトしても「ログインID」と「パスワード」が空欄に表示されます。
「上書きボタン」をタップすると、以下のようにボタンが緑色になります。
「上書きボタン」をタップすると、スマホやタブレットにおけるクラウドストレージ(iCloudやGogle Drive)にログインIDとパスワードが保存されます。
従って、ログインする際の手間を省けます。
しかし、セキュリティーの観点から、強固なセキュリティーを維持したい方は、「ログインID」と「パスワード」の記憶をクラウドストレージにさせないことをお勧めします。
生体認証も可能
BigBoss QuickOrderは、生体認証の機能も掲載しています。
それは、FaceIDです。
アプリがバージョンアップされる度に、一度保存した情報が消えてしまいます。
「上書きボタン」を選択した状態でログインをしていても、「ログインID」と「パスワード」の情報が消えます。
FaceIDでログインをすると、アプリがバージョンアップされても、ログイン情報を入力する手間が省けます。
FaceIDの手続きをこれから説明します。
① ログインの隣の「FaceIDアイコン」をタップしてください。
② 以下の画面が表示されるので、内部カメラで自分の顔を撮影した後、「Next」をタップしてください。
③ 「ログインID」と「パスワード」を入力して、「ログインボタン」をタップしてください。
④ 「FaceIDの設定が成功しました」という表示がされたら、「確認」ボタンをタップしてください。これでFaceIDの設定完了です。
⑤ 次回以降、アプリを開くだけで、自動的にログインができるようになります。
ログインした後のアプリでできること
BigBoss QuickOrderにログインすると、以下のように、最初にマーケット画面が表示されます。
画面下側に表示されている内容が、ログインした後のアプリでできることです。
主な機能は以下の5つとなります。
機能 | 内容 |
---|---|
マーケット | 各通貨ペアの気配値を確認 |
チャート | チャートの表示とテクニカル分析、TradingViewを採用 |
注文管理 | 保有しているオープンポジションの内容と約定内容が閲覧可能 |
口座情報 | 口座の損益や証拠金維持率などが閲覧可能 |
設定 | レイアウトの変更やプッシュ通知の設定など画面のカスタマイズ |
アプリで利用できる機能の使い方
これからアプリで利用できる機能の使い方について画像を含めて説明します。
マーケット画面でできること
マーケット画面では、各通貨ペアの気配値を確認できます。
デフォルトの状態では、メジャー通貨ペアの情報のみを掲載しています。
マーケット画面に他の通貨ペアを追加する方法を説明します。
表示する通貨ペアを増やす
表示されている通貨ペアを増やすためには、マーケット画面の右上にある「設定ボタン」をタップしてください。
上側の空欄に追加したい通貨ペアのシンボル名(カナダドルと日本円のペアの場合、であればCADJPY)を検索欄に入力するか、通貨ペアの右側にある「+」をタップしてください。
空欄をタップするだけでも通貨ペアの候補の一覧が表示されます。
一度タップをしたら、右上にある「×」をタップすれば、追加の画面が消えて、マーケット画面に戻り、追加した通貨ペアが表示されます。
新規注文と決済注文の仕方
マーケット画面に表示されている各通貨ペアをタップするだけで、新規注文や決済注文ができます。
まず、取引したい通貨ペアを選んでタップします。以下は、EUR/JPY(ユーロと日本円のペア)を取引したい場合です。
すると、以下の画面に移るので、一番上の「新規注文」をタップしてください。
注文方法を選択します。
現在の価格で決済したい場合は「成行注文」、決済価格の設定をしたい場合は「指値・逆指値注文」を選んでください。
取引量(Lot)を入力、もしくは、「+」や「−」をタップして取引数量を決めましょう。
0.01Lotの整数倍となります。
そして、ロングポジションを保有したい場合(買いたい場合)は右側の「赤いボタン」、ショートポジション(売りたい場合場合) は左側の「青いボタン」をタップしてください。
すると、ポジションの注文が完了します。
注文が完了すると、注文管理画面の「保有中」に、ポジションが表示されます。
一度ポジションを保有すると、保有のキャンセルはできませんので、間違って保有しても自己責任となります。
次に、保有したポジションを決済する方法を紹介します。
これで保有しているポジションに含み益があれば、完全に約定して利益を出すことができます。
決済注文の方法は、注文管理画面から決済する方法と気配値から決済注文をする方法の2つがあります。
最初に注文管理画面から決済する方法を説明します。
マーケット画面の一番下の「注文管理」をタップしてください。
注文管理画面に移動するので、保有中という画面に保有しているポジションが並んでいるので、決済したいポジションを選んで、その上をタップしてください。
現在の価格で決済したい場合は「成行注文」、決済価格の設定をしたい場合は「指値・逆指値注文」を選びましょう。
すぐに決済したい場合は、ポジションを見て、一番下の「確認」をタップすれば決済完了です。
次に、決済注文をする方法を説明します。
保有しているポジションから決済したい通貨ペアを選んで、その上をタップしてください。
上から2番目の「決済注文」をタップします。
すると、注文管理画面に移動するので、決済したいポジションをタップしてください。
現在の価格で即座に決済したい場合は「成行注文」、決済価格を設定してその価格で決済したい場合は「指値・逆指値注文」を選んでください。
すぐに決済したい場合は、ポジションの情報を見た後、一番下の「確認」をタップすれば決済完了です。
チャートの表示方法
マーケット画面から取引したい通貨ペアのチャートを表示する方法を説明します。
まず、取引したい通貨ペアをタップします。ここでは、EUR/JPYを例にとって説明します。
すると、以下の画面に移るので「チャート」をタップしましょう。
すると、チャート画面が表示されます。以下は、EUR/JPYのチャートです。
アラート通知の設定
BigBoss QuickOrderには、通貨ペアが指定したレートになった時、アラート通知というプッシュ通知を接敵できる機能が掲載されています。
アラート通知でレートを知らせてほしいとき、通貨ペアの上をタップします。
すると、画面が変わるので、「レート通知」をタップしてください。
次に条件とアラート価格の設定をしましょう。ユーロと日本円(EUR/JPY)についての例で説明します。
EUR/JPYが144.6円より高くなったとき、プッシュ通知が届くようにするためには、条件を「より高い」、アラート価格を「144.6」と入力します。
最後に「アラートを設定」をタップすれば、設定完了です。
144.6より高くなると、プッシュ通知でスマホやタブレットに知らせます。
チャート画面では成行決済ができる
チャート画面では、直接成行注文できます。
最初のマーケット画面からチャートを表示するために、一番下の「チャート」をタップしてください。
チャート上で左にスライドすると、過去の値動きも確認できます。
通貨ペアを切り替えよう
以下に表示されている通貨ペアはユーロ円(EURJPY)です。
チャートの右上の通貨ペアの右隣にある「^」をタップすると、通貨ペアの一覧が表示されるので、自分の好きな通貨ペアを選択して切り替えができます。
インジケーターの挿入方法
BigBoss QuickOrderではインジケーターを使ってテクニカル分析ができます。
インジケーターをチャート上に表示したい場合は、画面上側にある「インジケーター」をタップしてください。
すると、以下の画面が表示されます。
空欄に「インジケーターの名前」を入力するか、一覧から「インジケーター」の種類を選んでタップしましょう。
大量のインジケーターが用意されています。
一覧からインジケーターの種類を選んだ場合、「×」をタップすれば、選んだインジケーターがチャートに反映されます。
空欄に直接インジケーターの名前を入力した場合、該当するもののみが表示されるので一度タップしてください。
最後に「×」をタップします。以下はMACDを選択した場合です。
もう一度チャートを見ると、選択したMACDが新たに表示されています。
次に、インジケーターのパラメーターや見た目を変える方法を紹介します。
今度は、ボリンジャーバンドをチャートに表示させた場合を考えます。
インジケーターをタップした後、「歯車」のアイコンをタップしてください。「歯車」のアイコンはインジケーターの設定を意味します。
設定が完了したら「OK」をタップしてください。
インジケーターの見た目を変えたい場合、右の「スタイル」をタップします。
インジケーターの線の太さや形などを変えられます。設定が完了したら「OK」をタップしましょう。
最後にチャートに表示されているインジケーターを画面から削除する方法を説明します。
以下の画像で表示されているのはMACDとボリンジャーバンドです。ボリンジャーバンドを削除したい場合、
ボリンジャーバンドの上を一度タップすると、設定画面が表示されるので「×」をタップしましょう。すると、以下のように画面からボリンジャーバンドが削除され、MACDだけが残ります。
このように、自分の好きなインジケーターを組み合わせて、市場にエントリーするタイミングを計らうのがテクニカル分析の使い道です。
描画ツールの挿入
BigBoss QuickOrderでは、フィボナッチ系、ギャン系、ピッチフォーク系の描画ツールが装備されいます。
この描画の機能をしっかりと使いこなすことができれば、効率的な分析を行うことができるようになります。
トレンドラインを引く場合のやり方について説明します。
まず画面左にある「>」をタップしましょう。
チャート画面左側に描画ツールのサイドバーが表示されます。
トレンドラインを引く場合、上から2番目の「斜め線」をタップしてください。
さまざまなラインが表示されるので、一番上にある「トレンドライン」をタップしましょう。
画面表示が以下のように変わります。
「トレンドラインを引き始める場所」を自分で選んで、そこを一度タップします。
すると以下のように丸が表示されます。それが始点となります。
「丸がある箇所」をタップしてそのまま指を離さずに、トレンドラインを引き伸ばしたい場所まで引っ張ります。
トレンドラインの終点で指を離します。
すると、以下のようにトレンドラインが引けます。
他にも、たくさんの描画ツールが用意されているので、適当に触ってみて、練習してみてください。
画面レイアウトを変える方法
BigBoss QuickOrderでは、利用者がが見やすいように、画面レイアウトを自由に変更ができます。
画面のレイアウトを変えるときは、右上にある「歯車」のボタンをタップします。
すると、チャート設定の画面に移動するので変更したいものをタップしましょう。
画面のレイアウトを変える方法を解説します。
「外観」を選んでタップしてください。
外観では、チャートの背景やグリッドラインなど設定することができます。
背景を変えたい場合、「背景」の右側にある「色」をタップします。
「好みの色の上」をタップすると、背景の色を変更することができます。最後に「OK」をタップします。
すると、以下のように黒い背景が白い背景に変わります。
時間足(じかんあし)を変更する方法
チャートの時間足を切り替えることができます。
以下の画像では、5分足ですが、5分足から数年まで短期間から長期間まで時間足を変更することができます。
時間足を変更したい場合は、「時間足」をタップします。
一覧から表示したい時間足を選んで、その時間をタップします。
以下の画像は、「1時間」を選んだ場合です。すると、5分から1時間へ時間足が変わります。
注文管理でポジションを管理する方法
注文管理では、現在保有しているオープンポジション、予約中の未約定の注文、約定済みのポジションの取引履歴を確認できます。
取引するとき、この「注文管理」を一番よく利用します。これは、利益に直結するので、とても大事な事項となります。
以下の画面は保有しているオープンポジションの一覧です。以下の画像は、EUR/JPYのロングポジション(買い注文)を0.1Lot保有している状態です。
指値注文や逆指値注文を設定しているときは、「予約中(pending)」に表示されます。以下の場合は、EUR/JPYを0.01Lot分をロングポジションで追加注文している途中であることを意味します。
既に約定した新規注文や決済注文については以下のように「約定一覧」に表示されます。
口座情報で自分の資金を管理しよう
口座情報では、自分の資金を確認する場所です。
口座情報でで確認できる内容は、以下の7つの内容です。
・口座残高
・クレジットボーナス
・有効証拠金
・必要証拠金
・余剰証拠金
・証拠金維持率
・評価損益
設定
設定では、利用者がBigBoss QuickOrderを使いやすいように様々なカスタマイズができます。
言語の切り替えや文字サイズの変更
設定では、言語の切り替えや文字サイズの変更ができます。一番右下の「設定」をタップしてください。
「言語とテクスト」の右側にある「>」をタップします。
言語(英語・日本語)や表示サイズ(大・中・小)の切り替えができます。
注文設定
BigBoss QuickOrderの注文設定をしたい場合は、画面右下の「設定」をタップした後、「注文設定」の「>」をタップしてください。
注文時に表示される情報が表示されます。数量は取引量(0.01Lotsの整数倍) 、取引種別は「指値注文」と「成行注文」の2種類、注文有効期限があります。
注文有効期限については期限なしにしておくと、注文を出しておくと、約定されるまでずっと注文管理の中に身約定注文として注文中のポジションが掲載されます。期限付きにすると、自分が設定して期限が終了すると、注文管理の中に身約定注文として注文中のポジションが自動的に消去されます。
プッシュ通知を設定する方法
BigBoss QuickOrderにはプッシュ通知というアラート設定を掲載しています。
プッシュ通知を設定すると、指定したレートに通貨ペアが到達した時や注文が約定した時に、スマホの画面に通知が届きます。
この設定は絶対にしておいたほうがいいです。
プッシュ通知を設定する場合は、マーケット画面から一番右下の「設定」をタップした後、「プッシュ通知設定」の右側にある「>」をタップします。
すると、以下の画面になります。「レート通知設定」の右側にある「>」をタップしてください。
レート通知が一覧で表示されます。レート通知の設定をした段階では、左側に緑のマークが表示されます。
緑のマークが表示されていれば、プッシュ通知は有効を意味します。
注文が成立した時にプッシュ通知を有効化しておきたいとき、プッシュ通知設定の画面になった時に「約定通知のボタン」をスライドして緑にしてください。
アカウントを切り替える方法
BigBossのMT5口座を複数保有している場合、BigBoss QuickOrderなら簡単にアカウントを切り替えることができます。
ただし、MT4口座を保有している場合は、BigBoss QuickOrderでは、MT4の口座番号は表示されません。
アカウントの切り替えをするためには、マーケットの画面の右下の「設定」をタップし、その後「アカウント切り替え」の「>」をタップしてください。
保有しているMT5用の口座が表示されます。MT4の口座は表示されません。
切り替えたいアカウントを選んで、それをタップしてください。
すると、ログイン画面に移動するので「ログインID」と「パスワード」を入力して「ログイン」をタップすると、アカウントが切り替えられます。
「設定」では他にも画面スリープ防止とサウンド機能があります。
画面から手を離している時に、スリープを防止したい場合は「画面スリープ防止のボタン」をスライドして緑、色の状態にしておいてください。
BigBoss QuickOrderのサウンドを消したい場合は「サウンドのボタン」をスライドして、緑色の状態にしておいてください。
まとめ
この記事では、BigBoss QuickOrderの基本的な使い方「基本操作」について詳しく説明します。
スマホやタブレットの扱い方が苦手な方にも懇切丁寧にBigBoss QuickOrderの「基本操作」についてわかりやすく解説しました!
BigBoss QuickOrderの全ての機能の全容については以下の記事をご覧ください。
BigBoss QuickOrderで取引する方法については以下の記事をご覧ください。
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