用語集(Glossaries):タ行

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”glossaries”

金融商品を取引するとき、一番の壁は専門用語です。また、一般的な用語でも、株価・為替(FX, CFD), 仮想通貨などでは違う意味で使われていることもあります。そんな時に便利な用語辞典をご用意しました。取引を始めたばかりの初心者から経験者まで全ての方に片手間で調べたい時に、ささやかですが、是非参考にしてください。


When we trade financial products, the number one barrier is terminologies. In addition, even general terms we use in our lives in the financial world such as stock, forex, cryptocurrencies may have different meanings. In such a case, this site has prepared a convenient term dictionary. It’s a small thing, but please refer to it when you want to find out glossaries with one hand for all investors from beginners who have just started trading to experienced people.



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大統領サイクル

米大統領選挙のサイクル(周期)とドル相場や株価との間に相関関係があるとの考え方。「米国の株価は、米国の中間選挙の年が底値で、大統領選挙の上昇する」というのが、大統領サイクルの一般的な年にかけて上昇する」というのが代表的な理論です。

高値

営業日、または特定の期間のなかで最も高いレートのことです。【←→安値】

タカ派

為替相場で「タカ派」といえば、景気の見通しに対して強気、楽観的 。金利の引き上げに対して積極的な人を指します。【←→ハト派】

建値 (たてね)

外国為替市場における場合、銀行が為替相場で公表する標準値段(為替レートの提示)のことを指します。

短期金融市場

期間1年未満の金融市場(マネー・マーケット)。

ダイレクトディーリング(Direct Dealing)

銀行間取引で、銀行同士がブローカーや電子ブローキングを通さずに直接取引することをいいます。

ダン(Done)

取引が成立したことを「ダン(Done)」といいます。「ダン」をした取引は通常、取り消すことが出来ません。

中央銀行

それぞれの国において、「発券銀行」「銀行の銀行」「政府の銀行」であることを主な業務とし、通貨価値の安定と信用制度の保持と育成を行なう銀行のことです。日本銀行は1882年に設立された日本の唯一の中央銀行であり「物価の安定」と「金融システムの安定」を目標に、公開市場操作、資金決済サービス等の各種中央銀行業務も行なっています。各国の一般の銀行が為替取引を終えて、決済する時にも中央銀行を利用します。各銀行は中央銀行に為替決済預け金口座を持っており、その口座への入金または引き落としを通じて決済されるようになっています。

長期金利

1年以上の借入金の金利。10年物国債(長期国債)の中で流通量が多い銘柄が代表的な指標となっている。企業が資金を借り入れる際の金利や住宅ローン金利の指標となる。

調整局面

上昇してきた株価や景気指標などが、その上昇速度を鈍化させ、踊り場に入ったような場合に、調整局面に入ったなどといわれます。株価の場合であれば、値幅の調整と日柄(時間)の調整が行なわれると解釈するのが一般的です。調整局面の後は、そのまま元の上昇基調に入ることもあれば、反落して、結果的に天井であったとわかることもありますから、注意が必要です。

チョイス(Choice)

ビッド(bid)とオファー(offer)が同じレートという意味。「アイザー・ウェイ(Either way)」ともいいます。【=アイザー・ウェイ】

チョッピー(Choppy)

チョッピー(Choppy)の元々の意味は、風などが絶えず変わる不安定な状態のこと。
参加者が少なく、薄商いの中、値動きが荒れる状態のこと。

チャーチスト(Chartist)

「経済情勢や需給など、あらゆる要因は相場に織り込まれており、チャートの動きを研究すれば(経済情勢などをあまり顧慮しなくても)、相場の行方を予測できる」と考える市場参加者のことを指します。

チャート(罫線)

相場の値動きをグラフで表したものです。その描き方により、ローソク足チャート、バーチャートなど、いくつかの種類があります。また、時間のとり方により、月足、週足、日足、時間足、分足、ティックチャートなどがあります。

通貨オプション

通貨を売買する権利。通貨を買う権利のことをコール、売る権利のことをプットと呼びます。

通貨先物取引

取引所において行われる、通貨の先物取引のこと。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の通貨先物が有名。

ツー・ウェイ・プライス(2 way price)

為替レートを表示する際に、売値と買値の両方を同時に提示することを意味します。たとえば、ドル/円取引であれば、ニュースなどで「1ドル=110.20-25」というように表示されているのを見たことがあるかもしれませんが、これは、110.20から110.25のあいだでレートが動いているという意味ではありません。私たち(顧客)がドルを買うときには110.25円、ドルを売るときには110.20円で取引がなされていることを意味しているのです。もし、買値と売値を同時に提示しないとなれば、為替取引は基本的に相対取引で、かつ顧客はいま銀行間ではどれぐらいのレートで取引がなされているかという情報をもっていませんから、買いたい顧客には高く売り、売りたい顧客からは安く買うという恣意的な取引が行なわれる可能性もあります。つまり、買値と売値を同時に提示することによって、価格形成の透明性が担保されているといえるのです。

抵抗線

市場参加者の多くが、これ以上相場が上昇しないという認識をもちやすい価格帯のこと。「レジスタンスライン」に同じ。【=レジスタンスライン】【←→サポートライン、支持線】

手仕舞い

ポジション(建玉)を仕切ること、終了させることを指します。

電信売相場

電信売相場とは、英語表記でTTS(Telegraphic Transfer selling Rate)と表記される。
金融機関が一般顧客から円貨を外貨に交換する場合の為替レートのことを指す。

一方、顧客に対して外貨を円貨に交換する場合の為替レートを電信買相場(TTB=Telegraphic Transfer Buying Rate)という。

電信売相場の為替レートは、通常は1日1回変更する。

各金融機関によって為替レートは若干違うものの、基準となるレートは仲値(なかね)と呼ばれる午前10時前の銀行間で取引された(インターバンク)外国為替市場のレートを参考にしている。
円と米ドルの現金の交換の場合であれば、金融機関はインターバンクの仲値から売買手数料を、通常、1円程度上乗せして一般顧客に提示する。

トラベラーズ・チェックなどは金融機関によって手数料が違う。豪ドルなど市場に出回っている流通量が相対的に少ない通貨の場合は2円程度上乗せされる。

電信買相場

電信買相場(対顧客電信買相場)は、「TTB」とも呼ばれ、顧客が金融機関で外国通貨(外貨)を円貨に換える場合に適用されるレートのことをいう。これは、金融機関側(買い手)から見れば、顧客から外貨を購入する(外貨を買って円を売る)際のレートであるため、「買相場(Buying Rate)」と呼ばれる。

そのレートについては、外国為替市場(インターバンク市場)の取引実勢レートを基準にして、金融機関毎に決定される仲値(TTM)から為替手数料を差し引いたものになっている。また、為替手数料については、対象となる外貨によって異なり、また同じ外貨でも金融機関によって異なることもある。なお、電信買相場は、被仕向送金の支払いや取立済手形の支払い、外貨預金の引出しなどにも適用される。

ちなみに、顧客が金融機関で円貨を外貨に換える場合に適用されるレートを「電信売相場」といい、金融機関は顧客から為替手数料(為替コスト)を取ることにより、外貨を安く買って、外貨を高く売るという仕組みになっている。

転売

買いポジションを反対売買により決済する行為。【←→買戻し】

デイ・オーダー

指値注文の有効期限を、その日のニューヨーク・クローズまで有効にします。日本時間の月曜日朝7時に出した場合は、火曜日の朝7時直前までが有効となります。この例でサマータイム実施時には日本時間火曜日の朝6時直前まで有効となります。

テイク・プロフィット(Take Profit)

利食いにより利益を確定させる取引。

デイトレード

同日内の売買でポジションをクローズすることです。「日計り売買」「イントラデイ・トレード」などと呼ぶこともあります。

ディスカウント(Discount)

先物相場が直物相場より割安になる場合を指します。逆の場合はプレミアムといいます。【←→プレミアム】

ディスカウント・レート(Discount Rate)

ディスカウント・レートとは、日本語で割引率と言い表され、将来価値を現在価値に換算する率の事を表す。 金融市場では様々な場面で使用され、米国連邦準備理事会(FRB)が市中銀行に対して資金を貸出す際に課す金利(割引率)である公定歩合も英語でディスカウント・レートとも言う。

ティック(Tick)

英語で時計が出す音のことを指し、外国為替市場では、取引時間の最小単位のことをいいます。

ティック・チャート

短い時間ごとの値動きを表わす時系列チャート。“Tick”は英語で時計が出す「カチカチ」という音から、わずかな時間または瞬間を表わします。

ディップ(Dip)

レートが急に下落すること。英語で「沈む、(鳥が)急に降下する」の意。

ディーラー

外国為替市場で、金融機関などにおいて実際の取引をしている人たちのことをいいます。

ディーリング

外国為替の取引をすること。株式市場では、自己勘定で取引をする場合をディーリング、顧客勘定で取引する場合をブローキングと区別するのが一般的ですが、外国為替市場では、自己勘定で取引をする場合も、顧客勘定で取引する場合もディーリングと呼びます。

テクニカル

過去の価格や売買高の推移、信用取引の取組状況など、いわゆる市場内部要因のデータを統計的に分析して、相場の方向性を予測する手法のこと。チャート分析、オシレーター分析などがあります。

投機(Specutator)

レートの変動による利益を得ることを目的に売買を行うことです

投機筋

レートの変動による利益を得ることを目的に売買を行う投資家のことです。

独歩高 (どっぽだか)

ある特定の通貨だけが上昇した場合に「独歩高」と表現します。これとは反対にある特定の通貨だけが下落することを「独歩安」と表現します。

ドルコスト平均効果

株式や通貨などを、毎月一定額で買い付けていけば、価格が下落した時にはたくさんの量を購入でき、価格が上昇して高い値段の時には少ない量しか購入できないため、平均コストを安く抑えることができることをいいます。ただし、これは長期的に上昇トレンドであれば、効果的な投資法といえますが、長期的に下落トレンドにある場合は、ナンピンを繰り返す結果となり、マイナス面が浮上することもあります。

ドルブル(ベア) (Dollar Bull, Dollar Bear)

ドルに対して強気(ドルが上昇する)と考える場合をドルブル、弱気(ドルが下落する)と考える場合をドルベアといいます。

ドルペッグ(Dollar Peg)

自国の通貨レートをドルに連動させる固定相場制度のことをいいます。ドルに対しての為替レートは安定し、貿易や投資を円滑に行なうことができます。ただし、通貨レートを維持するためにアメリカの金利政策に追随しなければならないというデメリットがあります。ペッグ制は、経済基盤の弱い国が、自国の通貨レートを、経済的に関係の深い大国の通貨と連動させて、経済を安定させるために用います。

ドルロング

ドルの買い持ち状態のことをドルロング、ドルの売り持ち状態のことをドルショートといいます。ロングは買い、ショートは売りを意味するため、このような使い方をします。

トレジャリー(Treasury)

米国財務省証券(国債)のことです。期限1年以内のトレジャリー・ビル、期限2年以上10年以内のトレジャリー・ノート、10年超のトレジャリー・ボンドなどの種類があります。米国国債は、世界最大の流通量と売買量を誇る証券で、その値動きや利回りの動きは、世界の金融市場の指標となっています。

トレンド

値動きの傾向のことをいいます。ドル/円の取引の場合、ドル高円安に向かう値動きの場合を、ドル高(円安)トレンド、ドル安円高に向かう値動きであれば、ドル安(円高)トレンドといいます。相場においては、トレンドに乗ることがいちばん大切だとされています。

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