Exnessで口座を開設する際、クライアントは、プロフィールの入力を完了し、本人確認書類(POI)および住所確認書類(POR)を提出する必要があります。
Exnessは、これらの書類を認証することで、クライアントの口座におけるすべての運用がクライアントご本人によって行われていることを確認し、金融規制および法律を遵守する必要があります。
Exnessが反マネーロンダリングと偽造防止の法律および規制を遵守するための要件として、完全認証されるためには本人確認書類だけでなく、住所確認も必要不可欠となります。
身元と住所の確認は、Exnessがクライアントの口座と金融取引を安全に保つための重要なステップです。
認証手続きはExnessで行う最も高度なセキュリティ対策の一つとなっています。
この記事では、口座を認証させるための必要書類と提出書類の拒否理由の確認方法について解説します。
必要な書類をアップロードする方法
口座認証する技術的な方法は、とても簡単です。
その方法がわからない人は、以下の動画で、口座を認証させるために必要な書類のアップロード方法を確認してください。
口座を認証させるための必要書類
口座を認証させるためには、本人確認書類と住所確認書類の2つの書類を用意しなければなりません。
本人確認書類(POI)
・ID番号、氏名、および生年月日の記載があること
・氏名は、PORに記載された氏名、およびExness口座の名義人名と完全に一致すること
・四隅が見えること
・写真と署名が明瞭に判別できること
・有効な政府発行の書類であること
・有効期限が認証日から1か月以上残存していること
・クライアントは、18歳以上である必要があります。
・書類に表裏がある場合、両面ともアップロードしてください。
・書類の四隅が見えるようにしてください。
・書類の写しをアップロードする場合、画質が鮮明である必要があります。
・書類は、政府発行のものである必要があります。
受付可能な書類一覧
・パスポート
・マイナンバーカード
・運転免許証
・在留カード
対応形式:写真、スキャン、コピー(四隅が見えるもの)
対応拡張子:jpg、jpeg、mp4、mov、webm、m4v、png、jpg、bmp、pdf
アップロード書類が正確な場合の例
住所確認書類(POR)
・提示される氏名は、POIに記載された氏名、およびExness口座の名義人名と完全に一致すること
・6か月以内の発行書類であること
・クライアントの氏名と居住住所が明記されていること(私書箱は不可)
・四隅が見えること
・有効な独立した信頼のある発行元であること
・書類は過去6か月以内に発行されたものである必要があります。
・書類の四隅が見えるようにしてください。
・書類に表裏がある場合、両面ともアップロードしてください。
・書類の写しをアップロードする場合、画質が鮮明である必要があります。
・書類には、発行日の記載が必要
受付可能な書類
・公共料金請求書(電気、水道、ガス、インターネット、固定電話)
・直近の銀行取引明細
・納税通知書
・国民年金支払い証明書
・金融機関からの照会状(在住する国に所在する金融機関)
受付できない書類に具体例としては、給与明細書、大学の在籍・卒業証明書などが多くありますので、注意してください。
ご提出書類が受理できない場合は通知され、再試行が可能です。
対応形式:写真、スキャン、コピー(四隅が見えるもの)
対応拡張子:jpg、jpeg、mp4、mov、webm、m4v、png、jpg、bmp、pdf
アップロード書類が正確な場合の例
口座の認証が完了済かどうかを確認する方法
こちらからパーソナルエリアにログインすると、認証状況が以下のように、パーソナルエリアの最上部に表示されます。
認証状況はパーソナルエリアの最上部に表示されます。認証が完了すると、リマインダー通知形式が現れなくなります。
プロフィール認証期限の確認方法
初回入金から30日以内に本人確認、住所確認、経済状況のプロフィールの認証を含む全ての認証を完了することが必要です。
簡単に追跡できるように、ログインするごとに、認証期限の残り日数がリマインダー通知形式でパーソナルエリアに表示されます。
口座の完全認証を完了していない場合
口座の完全認証をまだ完了していない口座には制限が課せられます。
認証が一つずつ完了するにつれて、制限が徐々に解除されます。
登録されたメールアドレス、電話番号、個人情報までの場合、入金限度額はUSD 2,000 USDまで (パーソナルエリア毎)可能です。
本人確認書類が認証された場合、入金限度額はUSD 50,000(パーソナルエリア毎)で取引可能です。
住所確認書類が認証された場合、口座認証が全て認証されたことになるので、すべての制限が解除されます。
口座開設をしてから完全認証するための猶予期間は、初回入金日から30日以内です。
口座認証が30日以内に完了しない場合、認証手続きが完了するまで、入金、資金移動、トレーディングの機能は、利用できません。
30日間という制限期間を過ぎると、クライアントとも入金と取引だけでなく、出金もできなくなります。
また、口座が完全に認証されるまで、一部の決済方法は利用できません。
また、以下の3つの決済方法はプロフィール認証を完全に満たす必要があります。
・クレジットカード
・仮想通貨ウォレット
・Perfect Money
別プロフィールの同一書類での認証
パーソナルエリアに2つ目の口座を開設する場合も、既存口座の認証に使用したものと同じ書類を使用することができます。
口座利用規約は同様に適用となり、口座所有者が認証を受けたユーザーと一致する必要があります。
注意
一つのメールアドレスで一つのクライアントポータルを紐付けして口座開設することができます。
そのクライアントポータルでは、追加して口座開設することができます。
しかし、開設したクライアントポータルでは、メールアドレスの変更機能がありません。
もし、メールアドレスを変更したい場合は、新たに別のクライアントポータルを開設する必要があります。
提出書類が拒否された場合の確認方法
提出書類が拒否された場合、Exnessからクライアントの登録メールアドレスに送信されたメールを確認してください。
このメールには提出書類が拒否された場合が明記されています。
もしメールが見当たらない場合、迷惑メールフォルダも確認してください。
提出書類の主な拒否理由一覧
理由 | 必要な対応 |
---|---|
コンプライアンス担当者の確認が必要です。 | アップロード書類が非対応言語によるものです。
日本語で書かれた書類は対応できます。 アップロードし直してください。 |
書類の文字が判読できません。
より鮮明な写真を撮り直してください。 |
アップロードされた写真の画質が不鮮明です。
より鮮明な画質の写真をアップロードするか、別の形式のファイルをご用意ください。 |
認証に必要な書類すべてをアップロードしてください。 | 認証に必要な書類が不足しています。
書類の必要要件を再確認してください。 |
誕生日が分かる書類をアップロードしてください。 | 基本的に西暦で書かれた誕生日を記載した書類をアップロードしてください。 |
書類に適切な判が必要です。 | 証明印のある誕生日証明をアップロードしてください。 |
加工された写真は受け付けできません。
写真の原本をアップロードしてください。 |
書類の写真が加工されています。
加工前の写真または異なる形式のファイルをアップロードしてください。 |
身分証明書が有効期限切れのため、認証に用いることができません。
別の身分証明書をご使用ください。 |
提出した書類の有効期限が切れています。
有効期限内の書類をアップロードしてください。 |
身分証明書は、有効期限が提出時に残り1か月以上である必要があります。 | アップロードされた身分証明書の有効期限が1か月未満です。
有効期限が1か月以上残っている書類をアップロードしてください。 |
身分証明書が有効期限切れのため、認証に用いることができません。
別の身分証明書をご使用ください。 |
提出した書類の有効期限が切れています。
有効期限内の書類をアップロードしてください。 |
書類の種類によりコメントは異なります。 | 書類の表紙、裏ページ、または間の数ページが欠けています。 |
書類が損傷しているか、判読できません。
別の書類をご使用ください。 |
アップロードした書類が破損してます。 別の書類をご使用ください。 |
氏名と誕生日が記載された
別の身分証明書の写真をアップロードしてください。 |
アップロードされた書類に氏名および誕生日の記載がありません。
別の書類をご使用ください。 |
身分証明書にお客様の顔写真があり、
はっきりと見えるものをご使用ください。 |
アップロードされた書類に本人が確認できる写真がありません。
顔写真がはっきり見える書類をアップロードしてください。 |
お住いの地域には対応していません。 | アップロードされた書類が、口座登録が行われた地域のものではありません。
ご確認の上、正しい書類をアップロードしてください。 |
書類の四隅が見えるようにしてください。 | 書類の四隅が見えません。 アップロードし直してください。 |
書類のすべての情報がはっきり読み取れる必要があります。 | 書類の情報がはっきり読み取れません。 アップロードし直してください。 |
書類が住所確認書類として受け付けられません。 | アップロードされた住所書類は受け付けできません。
公共料金請求書、銀行取引明細、クレジットカード利用明細、納税証明書、その他政府発行の住所証明書類をアップロードしてください。 次の点もご留意ください。 -Exnessでは医療費の請求書、購入時の領収書、保険の明細書は受け付けておりません。 -住所確認書類は、6か月以内に発行された書類である必要があります。 -ID書類に自宅住所がある場合、住所確認書類として使用できます。 |
書類は過去6か月以内に発行されたものにしてください。 | アップロードされた住所書類が、6か月以上前のものです。
過去6ヶ月以内に発行されたものをアプロードしてください。 |
書類には、氏名の記載が必要になります。 | アップロードされた住所書類に、氏名が記載されていません。
別の書類を使用してください。 |
書類には、完全な住所の記載が必要になります。 | アップロードされた住所書類に、完全な住所が記載されていません。
別の書類をご使用ください。 |
書類には、書類番号または氏名が必要になります。 | 住所書類には氏名または書類番号(パスポートを住所書類に用いる場合)の記載が必要になります。
アップロードし直してください。 |
書類は、有効期限が提出時に残り1か月以上である必要があります。 | アップロードされた書類の有効期限が1か月未満です。
有効期限が1か月以上残っている書類をアップロードしてください。 |
提出された書類の発行国が、プロフィールの国と一致していません。 | アップロードされた書類が、プロフィールで選択した国と一致していません。
正しい書類をアップロードしてください。 |
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