証券会社「FBS」は、世界中で1400万人以上のトレーダーを抱えている世界規模の証券会社です。そのFBSは、独自のコミュニティーを持っており、1400万人以上の取引パフォーマンスを分析しました。
特に、次の3つの事項を中心に調べたので、取引をするときに参考にしてください!
・昨年度の最も収益性の高い取引商品
・国別の注文を開く最適な時間
外国為替市場では、さまざまな要因に注意を払う必要があります。世界における政治情勢を知ったり、自分独自の取引ストラテジーを構築することは必要ですが、他の「小さな」要因を考慮することも取引して利益を上げるためには重要です。考慮する要素が多いほど、取引判断がより正確になっていきます。
この記事では、2019年における国や取り扱い金融商品別のFBSの1400万人ものユーザーのパフォーマンス統計に基づいたデータを基に上記の3つの内容を説明します。
FBSが収集したデータは地域によって異なり、完全な数値に基づいているので、最適なタイミングや、取引パフォーマンスを大幅に改善できるその他の要因に関する貴重なヒントを投資家やこれから取引したい方に提供します。
取引で稼ぐために必要な要素は、運ではなく実力であることを理解しましょう。
取引で利益を上げるために大事なことは、適切なタイミングで取引を開始することです。取引を始めるタイミングを見分けるのは、稼ぐために重要な要素です。
為替や株価などの相場が変動する原因は、それらの需要と供給です。つまり、取引する人や機関によって相場が動きます、相場の変動と同時に、利益を出している投資家たちは取引するタイミングのパターンと独自の取引戦略を持っています。
そこで、FBSは、FBSを利用している投資家たちの中で、60ヵ国のトレーダーの行動を分析して、週に最も高い利益を得た日を確認・分析しました。
結果は以下の通りです。
外国為替市場の時間はしっかりと把握しておきましょう。全ての市場は、24時間365日ほぼ休みません。例えば、ニューヨークの取引所は閉鎖されると、時差の関係のため、東京の取引所がトレーダーの注目を浴びており、東京の取引所が閉じるとヨーロッパの取引所がトレーダーの注目を浴びます。そして、その大きな時差の間には、中国や中東といった大きな為替市場が順番に開場して、時間が来ると閉場していきます。
各国の市場は、時差ごとに開場と閉場を何度も繰り返します。異なる地域のトレーダーは、最も活気のある活動時間を把握するため、スケジュールを一般的な市場の開場と閉場に合わせて取引しなければなりません。以下は、FBSの専門家が、FBSを利用しているトレーダーの取引を分析して、結果としてまとめたものです。
上記の図を見ると、曜日と多くの主要通貨ペアの間にはかなりの相性があります。ご存知のように、取引は、週末に一時停止してしまいます。しかし、為替取引が停止になるわけではありません。
次の週が始まると、市場では、取引したいトレーダーがたくさん市場に参入するので、多くの主要通貨ペアの取引量が多くなる傾向があります。
しかし、ユーロ/米ドル(EUR/USD)に関して言えば、金曜日にポジションを持つと、より良い結果をもたらす傾向があります。おそらくEURはUSDよりかなり金利が低いので、ショートポジションで保有して、スワップポイントを獲得しようとするトレーダーが多く、また、EURとUSDは世界で1, 2を争う取引量であり信頼されている通貨だからでしょう。
もちろん、FBSが調べた統計に基づいて取引して、100%稼げる保証はありません。しかし、曜日が取引タイミングに大きな影響を及ぼす事がわかります。
月曜日がいちばん取引量が多いので、早い約定をしてスキャルビングしたい方は、月曜日を中心に取引する事をお勧めします。
ある通貨ペアを取引した方が他の通貨ペアを取引するよりも収益を見込める可能性があります。
もちろんその収益は一定ではありません。
政治や世界情勢は、選挙や選ばれた権力者やリーダーなどによって、常に変わります。以下の結果は2019年の場合です。
上記の図からわかるように、ブラジルレアル、NASDAQ、原油は、2019年では最も収益性の高い取引商品でした。
もし、このブログの読者がデイトレーダーやスキャルピングを好んで取引する方である場合、または、短期注文を好む人の場合であれば、短期統計を重要視すべきです。
例えば、2019年11月では、以下のWTI、豪ドル/スイスフラン、NZドル/日本円などの通貨ペアが優位性を示しています。
取引するタイミング、つまり市場に入るタイミングを理解することは、非常に大事です。そして、取引するタイミングを知れば知るほど利益を取りやすくなります。なぜなら、相場は需要と供給で価格が決まり、金融商品を取引する人や機関によって需給が決まるからです。需給が決まるのと同時に、ベテランのトレーダーは明確な取引パターンと取引戦略を持っているので、それを見極めることが大切です。
また、投資家同士のコミュニティーを活用することも取引する上で非常に大事になります。様々な投資家たちの取引手法や取引戦略を学ぶ事が自分の取引戦略を構築することにつながるからです。
その手っ取り早い方法は、コピートレードです。
FBSでは、コピートレード専用のスマホアプリがあります。
自分がコピーしたいストラテジープロバイダー(コピートレードの送信者)をタップするだけで、そのトレーダーやシステムのトレードをコピーできます。
FBSのコピートレードでは、トレーダー名をクリックするとより詳細な情報も確認できるので、自分の取引戦略を作る参考になります。ただし、FBSのコピートレードは取引の内容や履歴などは全くみられないので、どのようなトレードがされているか詳細を調べることはできません。
そこまでの詳細はわからなくても、コピーしたいトレーダーたちの詳細を調べると、トレード回数からスキャルパーなのかデイトレーダーなのかスイングなのか判断できたり、口座存在期間から安定的に成績を伸ばしているのかもわかります。
ただ、コピートレード投資資金は、コピー先の投資資金に合わせた方が利益や損失をコピーしたトレーダーとよく合うようになります。
また、短期的に利益を狙うよりも、長期でトレードした方が利益を確実に出しやすいので、優秀なトレーダーほど長期でトレードをしています。
もちろん、ただコピーをすれば自動で稼げるというわけでもありません。
登録法人名 | FBS Markets Inc |
---|---|
設立年 | 2009年 |
国・所在地 | No.1 Orchid Garden Street, Belmopan, Belize, C.A. |
法人番号 | No.119717 |
金融投資ライセンス | ベリーズ:IFSC,キプロス CySEC, ロシア:CRFIN |
預託証拠金の取り扱い (分別管理、預託金保険) |
信託分別管理 |
最大レバレッジ | 3000倍まで |
初回入金額 | 100円 (JPY), 1.00ドル (USD) |
口座通貨建て | EUR(ユーロ), USD(米ドル), JPY(日本円) |
追証について | ゼロカットシステムのため追証なし |
マージンコール | 証拠金の40%以下 |
ストップアウト (ロスカット) |
証拠金の20%以下 |
取引モデル | NDD, STP, ECN (リクオートなし) |
FBS顧客サポート | 年中無休で日本語対応OK |
口座の種類 | スタンダート口座,セント口座,マイクロ口座, ゼロスプレッド口座, ECN口座 |
取引プラットフォーム | MT4, MT5, FBS Trader, ウェブトレーダー (Windows, Mac, Android, Apple iOS対応) |
入出金方法 | Visa, bitwallet, SticPay, PerfectMoney, JCB |
取引可能な金融商品 | 外国為替, 貴金属, CFD, 株式, Forex Exotic, 仮想通貨 |
仮想通貨 | Bitcoin, DASH, Ethereum, LiteCoin |
FXの取り扱いペア | AUD/CAD,AUD/CHF,CAD/JPY, CHF/JPY, EUR/JPY, EUR/USD,GBP/JPY, NZD/JPY, SGD/JPY,TRY/JPY,USD/CAD,USD/JPY, USD/RUB,USD/ZAR,XAG/USD,XAU/USD など計56ペア (取扱通貨ペア) |
株式銘柄 | AMAZON, FACEBOOK, APPLE, CITIGROUP, GOOGLE, MCDONALDS, NETFLIXなど米国株式中心 |
表示桁数 | 小数点第5位まで |
取引単位 | 1lotあたり100,000 通貨 |
最小取引単位 | 0.01ロット |
VPS | 無料で利用可能(条件あり) |
ソーシャルトレード | FBS Copy-Tradeというコピートレードプラットフォームあり |
・リクオート(Requote)=注文したのに約定されないことや他のレートでの提示をしてくる現象
・NDD=No Dealing Desk, STP=Straight Through Processing, ECN=Electronic Communications Network
口座タイプ | セント口座 | マイクロ口座 | スタンダード口座 | ゼロスプレッド口座 | ECN口座 |
---|---|---|---|---|---|
最大レバレッジ | 1,000倍 | 3,000倍 | 3,000倍 | 3,000倍 | 500倍 |
最低入金額 | 1ドル (約100円) |
5ドル (約500円) |
100ドル (約1万円) |
500ドル (約5万円) |
1,000ドル (約10万円) |
取引プラットフォーム | MT4 MT5 |
MT4 MT5 |
MT4 MT5 |
MT4 MT5 |
MT4 MT5 |
1ロットの通貨量 | 1,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 |
最小取引単位 (最小ロット) |
0.01 lots | 0.01 lots | 0.01 lots | 0.01 lots | 0.01 lots |
最大取引単位 (最大ロット) |
1,000 lots | 500 lots | 500 lots | 500 lots | 500 lots |
最低スプレッド | 1 pip (変動) |
3 pips (固定) |
0.5 pips (変動) |
0 pip (固定) |
-1 pip (変動) |
取引手数料 (コミッション) |
0ドル (なし) |
0ドル (なし) |
0ドル (なし) |
40ドル/往復ロット (20ドル/片道ロット) |
12ドル/往復ロット (6ドル/片道ロット) |
仮想通貨FX | 4種類 | なし | 4種類 | なし | なし |
マージンコール | 証拠金維持率 40% |
証拠金維持率 40% |
証拠金維持率 40% |
証拠金維持率 40% |
証拠金維持率 40% |
ロスカット (強制決済) |
証拠金維持率 20% |
証拠金維持率 20% |
証拠金維持率 20% |
証拠金維持率 20% |
証拠金維持率 20% |
追加証拠金 | 追証なし (ゼロカット対応) |
追証なし (ゼロカット対応) |
追証なし (ゼロカット対応) |
追証なし (ゼロカット対応) |
追証なし (ゼロカット対応) |
取引時間 (主要FX通貨ペア) |
平日24時間 | 平日24時間 | 平日24時間 | 平日24時間 | 平日24時間 |
スワップポイント (金利) |
〇:発生 | 〇:発生 | 〇:発生 | 〇:発生 | 〇:発生 |
スキャルピング | 〇:できる | 〇:できる | 〇:できる | 〇:できる | 〇:できる |
両建て (Hedge Fund) |
〇:できる | 〇:できる | 〇:できる | 〇:できる | 〇:できる |
自動売買ロボット (EA利用) |
〇:できる | 〇:できる | 〇:できる | 〇:できる | 〇:できる |
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