HFMarkets(旧HotForex)では、HFcopy口座で、コピートレード(ソーシャルトレードともいう)という自動売買をすることができます。
HFcopy口座では、ストラテジープロバイダー(略して、SP=Strategy Provider)とHFcopyに参加したフォロワーの両方が利用できます。
SPは、フォロワーにフォローされることによって、最大50%までの取引手数料をフォロワーから徴収することができますが、必ず利益を出さなければなりません。
一方、フォロワーは、口座を開設することで資金を入金し、選択したSPの取引をフォローすると、すぐに自動でSPの売買がそのままコピーされることによって取引されます。
MQL5を使ったコピートレードに比べると、HFcopyはものすごく便利であり、取引がしやすいです。
この記事では、HFCopyを利用するメリットとデメリットを解説します。
HFCopyを使うメリット | HFCopyを使うデメリット |
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・VPSを導入しなくても24時間稼働させることができる
・データの信頼性が高い ・設定が簡単にできる ・費用0円からスタートできる |
・細かい設定ができない
・受信できるシグナル数の制限がある |
では、HFcopy口座を利用するメリットとデメリットを詳しく説明していきます。
HFCOPYのメリット
VPSを導入しなくても24時間稼働させることができる
トレードシグナルやEAの成績が意味することは、MT4やMT5という MetaTrade Platformを利用して24時間連続で稼働させた場合の成績です。したがって、表示されているのと同じ成績を出したい場合は24時間ずっと、シグナルやEAを稼働させておく必要があります。
そうでなければ利益が出るどころか、損失を出してしまう可能性もあります。
パソコンを24時間稼働させてておくことで対応することもできます。しかし、MT4やMT5というプラットフォームの場合、PCの電源がOFFになると、稼働しなくなります。したがって、災害による停電やパソコンのOSインストールによる再起動など、トラブルが発生しやすいので、PCの電源をつけっぱなしにすることを推奨できません。そこで登場するのがVPSという仮想サーバー(Virtual Private Server)です。
VPS上での自動売買には複数のメリットがあります。
PC上でEAを稼働する場合、時として、様々な不具合が生じる可能性があります。例えば、取引時間中常にEAを稼働されたい場合、PCをつけっぱなしにしインターネットに接続しておく必要があります。また、別の目的でPCをご利用される際、EAを稼働させていることでインターネットの接続が遅くなったり、ご希望のプログラムが使用できなくなる可能性もあります。
VPSの多くは、専用のデータセンター内に設置されています。また、大部分のデータセンターでは、インターネットの基幹システムに接続することで、超高速通信が可能なだけでなく、強固なセキュリティ、火災やその他の自然災害からシステムを保護する設備を兼ね備えています。その他にも、電力供給に不具合が生じた場合備え、大部分のデータセンターでは、バックアップ電力を用意しています。
既にFX取引を始められているトレーダーの中には、VPSの選択に特別のこだわりをお持ちの方も多いことでしょう。VPSを利用することによって、約定スピードを速め、MT4上で稼働させているEAのパフォーマンスを最大限に高めることが可能となります。
インターネット上に自分のパソコンを置いてずっと稼働させておくイメージです。VPSを使うことによって、EAやシグナルを24時間稼働させておくことができるようになりますが、月額3,000円〜20,000円程度の使用料金がかかってしまいます。ここでは、3000円未満の安く、信頼のあるVPSを2つ紹介しておきます!
VPSを使用して取引を行いたいとき、どのVPSを選んだらいいのかよくわからないです。現在、数多くのプロバイダーがVPSサービスを提供しており、VPSのスペックやプランも多様化しています。
この記事では、「お名前.comデスクトップクラウド」と、「使えるねっとFX専用VPS」を推奨しております。各VPSの詳細は下記をご参照ください。
お名前.comデスクトップクラウドは、MT4を安定稼働させることができるFX専用のVPSです。サーバーは他社の「間借り」ではなく、GMOの自社運用。24時間365日専門スタッフが監視を行い、万が一の際も即時対応が可能です。データセンターは防火・防災、停電、耐震対策を完備し、稼働率は99.99%以上です(2016年7月時点)。
一方で、使えるねっとFX専用VPSは、使えるねっとの技術力を結集して開発に成功した、MT4を安定稼働させるために開発された専用VPSです。MT4の安定稼働が最優先された独自のサーバーであるため、特に安定した取引環境をお求めの方に最適です。専属技術スタッフが常時監視しており、こまめな点検が行き届いた高品質なVPSです。
HFcopyでは、このVPSを使わず、面倒な設定も不要で24時間稼働させることができます。
データの信頼性が高い
コピーするシグナルやEAは、詳細なデータが公開されているので、それを参照しながらどのシグナルやEAを使うか選択していくことになります。
公開されているデータには、過去の成績やリスクなど様々な情報が書かれていますが実際にトレードして見なければわかりません。その理由は2つあります。
①取引ブローカーの違い
シグナルの場合は実際の運用結果、EAの場合はバックテストやフォワードテストの結果を見ることができるのですが、テストで使用しているFX業者は自分が使用しているFX業者は同じとは限りません。
ブローカーによってスプレッドや約定率、レバレッジなどの環境が当然違うのでコピーされる側とする側が同じブローカーを使っていなければ当然同じ結果は出ません。
さらに、同じブローカーを使っていてもVPSのスペックによって結果が変わってくるので「いい成績のシグナルをコピーしたはずなのに損失が発生してしまう」とか「コピーしたSPと同じように約定ができない」こともあります。
取引環境が違っても多少の誤差しかでないこともあれば、かなりタイムラグが生じることもあるので気をつけましょう。
②データ改ざんを行いやすい環境
MQL5に掲載されているシグナルやEAについてはあまり審査がされていないので、データ改ざんされている可能性もあります。
販売者登録画面をみてみたところ、口座登録や個人情報の登録、身分証の提出だけでシグナル自体の審査はありません。つまり、販売されているシグナルに信憑性があるかどうかは疑わしい部分があります。
つまり、『EAが売れさえすればいい』『シグナルを購読してもらえさえすればいい』という利益だけが欲しい人もいるので、データの偽装も起こりやすく信頼性も低くなります。
MQL5コミュニティーでは、じっくりデータを見ればある程度は判別することもできますが、初心者が判別するのは難しいです!
一方で、HFCOPYを利用すると、シグナルが探しやすく、公開されている情報の信頼性が高いです。
コピー元もHFMarketsの口座で運用しているので、スプレッドなどの口座環境は全て同じです。さらにコピー元と自分の口座でポジションをオープン、クローズするタイミングにほとんどタイムラグがありません。
つまりコピー元と自分の口座の取引結果はほぼ同じです。
もちろん、手数料の分は取引結果に違いが出たり、コピー元がイスラム口座を使っている時だけ、イスラム口座では、スワップがありませんので、その分、スワップ分の誤差が出ることがあります。
またHFMarketsでは、ストラテジープロバイダーになる時、以下のような厳格な審査を行っています。
・パスポート、身分証の提示
・英文で250文字のストラテジーの説明文
・HFMarketsの適正テストのパス
・一か月以上の取引履歴の開示
・成績が振るわないプロバイダーは登録抹消
単にプラットホームを提供しているMQL5に対して、サービスとして提供しているHFMarketsの方が審査が厳しくなるのは当然です。
ブローカーが提供しているサービスで、損失を被り、信頼をなくすと、取引をしてくれなくなるので、ブローカーの収益がなくなるからです。
設定が簡単にできる
EAやコピートレードは設定が面倒で慣れるまで結構な時間がかかってしまいますが、HFcopyの場合は5分とかからず簡単に設定できます。
HFMarketsのwebページ上でシグナルを選び、5つの項目を設定するだけで完了してしまいます
費用がかからないので少額からの運用が可能
手法 | 初期費用 | 運用コスト |
---|---|---|
HFCOPY | 0円 | 利益の30%〜40% |
EA | 0円〜100,000円程度 | 3,000円〜20,000円(VPS代として) |
MQL5を利用したコピートレード | 3,000円程度 | 3,000円〜20,000円(VPS代として) 3,000円程度(シグナル購読料) |
比較表を見るとHFCOPYは初期費用がかからず、利益に対して報酬を払えば良いため、少額の運用に向いていると言えます。最小の入金額は100ドルからとお小遣いのレベルから始められるのでまずはやってみたいという人にはありがたい価格設定です。
運用金額が大きくなると取られる手数料も多くなりますが、かなり優秀なシグナルが多いので100万以上の金額でも使うメリットはあります。
ちなみにEAが0円〜になっていますが、無料のものは質が良くないものがほとんどで2、3万くらいからまともなものが多くなってきます。
HFCOPYのデメリット
説明が英語であることが多い
HFMarketsは、日本人も利用できる外国のブローカーなので、設定の仕方や注意事項などの説明が基本的に英語で書かれています。英語に不慣れな人は、カスタマーセンターで、お問い合わせのメールアドレス「support@HFMarkets.com」や「ライブチャット」で、わからないことを聞きましょう。日本語で大丈夫です。日本語サポート外は、英語になります。
受信できるシグナル数の制限がある
シグナルを受信できる数は、最大で3つまでと決められています。3つあれば十分という人もいますが、5つくらい欲しいと思うとトレーダーもいることでしょう。また、レバレッジは400倍まで利用できます。
まとめ:HFCOPYはどんな人に利用する価値があるか?
HFCOPYは以下の内容に当てはまる人に利用する価値があります!
・少額からコピートレードをして資産を増やしたい
・パソコンの面倒な設定をするのが苦手
・時間がなくて自分でトレードができない
・投資の勉強するのが面倒、もしくは、時間がない
初心者がいきなりFX取引をすると、だいたい8割から9割ぐらい損をして、市場から退場してしまうというデータがあちらこちらにあります。
しかし、コピートレードを利用すると、初心者でも十分、市場で稼ぐことができます。今の時代、投資は初心者でもしっかりと稼げる時代になりました。ぜひ、コピートレードを利用して、多額の利益を得られることを願います!
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