IronFX(アイアンFX)は、コピートレードを提供しています。
コピートレードとは、他人のトレーダーをフォローして、SNSを利用する間隔で自分の口座でも同じように取引できる方法です。
自分の口座でもプロトレーダーと同じ取引ができるため、コピートレードは、世界中でも人気が高い取引方法です。
コピートレードを利用するメリットや利益を得るために何をすればよいのかわからない方も多いかもしれません。
そこで、この記事では、「コピートレードの仕組み」「コピートレードを利用するメリットやデメリット」「優秀なプロバイダーの選び方」「IronFXでコピートレードをはじめる手順」の4点について詳しく解説します。
コピートレードとは
コピートレードとは、他人の取引を自分の口座にコピーできる方法です。
コピートレードをしたい方は、コピートレードサービスを提供しているブローカーに登録しているプロバイダー(トレードを配信する)をフォローします。
プロバイダーが取引を行うと、フォローしたトレーダーの口座でも自動的に同じポジションを保有する仕組みです。
そして、フォローした人は利益の一部をプロバイダーに報酬として支払います。
コピーしたいプロバイダーを選べば、後は自動的に取引が行われるので、取引が初めての方でも利益を得られる可能性があります。
コピートレードを利用する7つのメリット
FXやCFDを取引するとき、エントリーから決済まで自分で判断するのが一般的です。
コピートレードは便利そうなイメージがありますが、具体的にどのようなメリットがあるのかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで、コピートレードを利用するメリットを7つ紹介します。
1) チャートをずっと見続ける必要がない
2) 初心者でも利益を得られる可能性がある 3) 難しい設定が必要ない 4) 相場環境が変わっても対応できる 5) 初期費用が安い 6) プロのトレーダーのトレードを参考にできる 7) 複数のプロバイダーをフォローすれば分散投資もできる |
上記の7つのメリットについて順番に説明します。
チャートをずっと見続ける必要がない
自分で取引商品を取引するとき、自分でチャートを見て、チャンスが来たら新規注文をしなければなりません。
そして、決済のタイミングが来るまでは待ち続ける必要があります。
したがって、仕事や家事などと両立して取引をしようとしても、売買タイミングを逃したり、取引に集中できない場合があります。
しかし、コピートレードを利用するt、エントリーや決済をシグナルプロバイダーがするので、ずっとチャートを見続ける必要はありません。
なぜなら、シグナルプロバイダーの取引ストラテジーをフォローしたら、シグナルプロバイダーと同じトレードを自動的に行ってくれるからです。
さらに、寝ている時間もトレードをするので、24時間効率的に利益を得られる可能性があります。
初心者でも利益を得られる可能性がある
取引商品を取引するためには、経済ニュースを確認したりテクニカル分析を勉強したりするなど、知識や経験が必要です。
そのため、初心者は、金融商品の特徴や性質、取引ツールなどの勉強をする時間を捻出しなければなりません。
しかし、コピートレードを利用すると、取引をしたことがない初心者や金融についてほとんど詳しくない方にも利益を得られる可能性があります。
トレードそのものは、プロバイダーが行ってくれるので、フォロワーは成績の確認をするくらいです。
取引して利益を得たいけど、忙しくて勉強する時間が捻出できない方は、コピートレードの利用を検討してみてください。
難しい設定が必要ない
多くのブローカーでは、EAと呼ばれるソフトを利用した自動売買にも対応しています。
しかし、EAを利用した自動売買の欠点は、設定が難しいことです。
パソコンにダウンロードしたEAをMT4やMT5に設定する作業が難しくて苦労される方も多くいます。
一方、コピートレードを利用するのに、難しい作業は一切必要ありません。
コピーしたいプロバイダーを選択して、資金を入金すれば、いつでもコピートレードを始めることができます。
相場環境が変わっても対応できる
EAのようにテクニカル分析を利用したプログラミング言語で組み込まれたプログラムに取引を任せた場合、政治状況やFOMCなどの政策金利などが変化すると稼げなくなる場合があります。
したがって、EAのみの取引は、ファンダメンタル分析を使った取引手法には向いていません。
一方で、コピートレードのプロバイダーの中には、手動で取引をするトレーダーもたくさんいます。
そのため相場環境が著しく変化しても、取引量を下げたり、取引手法を変えたり、相場に合わせて手動で取引したりできるので、損失リスクを抑えられる可能性があります。
初期費用が安い
コピートレードと聞くと、多額の費用が必要なイメージを持っているかもしれません。
しかし、IronFXでコピートレードをはじめる時に必要な費用は、シグナルプロバイダーに支払う2つの費用である「サブスクリプション費用(月額料金)」と「トレードで利益が出た場合のみに支払う成功報酬」のみです。
VPSなど仮想サーバーも必要ありません。
資金が多くない方でも、手軽に利用できます。
プロのトレーダーのトレードを参考にできる
コピートレードでは、プロのトレーダーのポジションが、自分の口座にもそのまま自動的に反映されます。
したがって、フォローしたトレーダーが、どのようなタイミングでどの通貨を取引しているのかもわかります。
フォローしたトレーダーのエントリーのタイミングや資金管理などを見て、今後の取引の参考にして、自分で取引をするために学習することができます。
複数のプロバイダーをフォローして分散投資もできる
コピートレードは、複数のプロバイダーをフォローすることができます。
資金に余裕がある方は、複数のプロバイダーをフォローすれば、リスクを分散できます。
たとえば、60万円の資金があり、気になっているプロバイダーが2つあると仮定します。
プロバイダー | 1ヶ月の成績(利益率) |
---|---|
A | +60% |
B | -40% |
このとき、Bのプロバイダーだけをフォローした場合、1ヶ月で20万円の損失を被るでしょう。
60万円×-40%=20万円の損失
しかし、AとBのプロバイダーにそれぞれ30万円ずつ投資した場合、合計で6万円の利益を得られます。
Aは30万円×60%=18万円の利益
Bは30万円×-40%=12万円の損失
このように、複数のプロバイダーに投資ができるので、リスク分散したい方にもメリットがあります。
コピートレードを利用する5つのデメリット
コピートレードは使い方次第で、自分でトレードするよりも効率的に利益を得られる可能性があります。
しかし、いくつかデメリットもあるので、注意しましょう。
1) コピートレードに対応しているブローカーが多いわけではない
2) フォローしても必ず利益が得られるわけではない 3) 優秀なプロバイダーを見極めるのが難しい 4) プロバイダーのトレード手法はわからない 5) 手数料が高いサービスもある |
上記の5つのデメリットについて、順番に解説します。
コピートレードに対応しているブローカーが多いわけではない
コピートレードに対応しているブローカーは多くありません。
ブローカーが、コピートレードが対応しているかどうかは、以下のページを参考にしてください。
コピートレードに対応していないブローカーを利用しても、コピートレードで取引することはできないので注意しなければなりません。
フォローしても必ず利益が得られるわけではない
コピートレードを利用すれば、プロのトレーダーと同じように取引できます。
とはいえ、フォローしたプロバイダーの成績が悪ければ、口座の証拠金もどんどん目減りします。
そのため、プロバイダーを選ぶときは、慎重に選ばなければなりません。
優秀なプロバイダーを見極めるのが難しい
コピートレードで安定した利益を得るためには、多くの選択肢のなかから、自分の代わりにトレードしてくれる優秀なプロバイダーを選ばなければなりません。
とはいえ、優秀なプロバイダーを見極めるのは難しいため、選ぶ際には時間をかけるべきです。
また、プロバイダーの過去の成績は確認できるものの、今後も同じように利益を得られる保障はありません。
なお、フォローしたプロバイダーの成績がよくない場合は、適宜違うプロバイダーへの乗り換えも検討しましょう。
プロバイダーのトレード手法はわからない
コピートレードは、FXの知識や経験が少ない初心者でも、手軽にはじめられます。
しかし、コピートレードでわかる情報は、過去や現在の損益・取引している通貨ペアの種類およびロット数などに限られます。
したがって、プロのトレーダーがどのような手法でエントリーして、どのようなルールで決済しているかはわかりません。
コピートレードで多くの利益を得たとしても、自分のトレード技術は上達しないので、注意が必要です。
手数料が高いサービスもある
コピートレードをする際に、注意しなければならないのは、手数料が高いサービスもある点です。
コピートレードで必要な手数料は主に以下の2つです。
・サブスクリプションの費用(月額料金)
・成功報酬
成功報酬については、一律で割合が決まっている業者とプロバイダーが自由に決められる業者があります。
そのため、必ずプロバイダーをフォローする前に、成功報酬がどのくらい必要なのか確認しておきましょう。
たとえば、コピートレードで10万円の利益を得ても、成功報酬が10%と20%では大きな違いがあります。
成功報酬が10%の場合に残る利益 | 9万円 |
成功報酬が20%の場合に残る利益 | 8万円 |
利益が発生した場合に限り、手数料の支払いが必要なサービスがほとんどです。
コピートレードを利用して損した場合は、シグナルプロバイダーに手数料を支払わない仕様になっているので安心して利用することができます。
優秀なシグナルプロバイダーを見つけるための3つの方法
コピートレードをする際に、一番重要なのは、優秀なプロバイダーをフォローすることです。
しかし、はじめてコピートレードに挑戦する方は、どのように優秀なプロバイダーを探せばよいのかわからないのではないでしょうか?
そこで、優秀なプロバイダーを見つけるためのポイントは以下の3つとなります。
① 成績が良い
② 短期も長期も成績もよい
③ 成績グラフが右肩上がりでドローダウンが20%以下
これからコピートレードに挑戦する方は、ぜひ参考にしてください。
成績が良い
多くのコピートレードでは、各プロバイダーの成績を確認できます。
コピートレードで利益を得るためには、合計リターンの割合や利益総額など、なるべく成績がよいシグナルプロバイダーを選んでください。
シグナルプロバイダーの成績がよければ、そのシグナルプロバイダーをフォローしたフォロワーも得られる利益も多くなります。
逆に、合計の利益が損益を出しているプロバイダーの選択は避けてください。
短期も長期も成績もよい
成績をみるときに、直近の成績だけに注目すればいいだけではありません。
直近の成績の良さもプロバイダーをフォローしていいかどうかを判断するための重要な指標です。
しかし、短期間の成績がよいのに長期期間では成績が悪い場合、たまたま現在の相場環境と相性がいいだけを意味します。
そのようなプロバイダーを選んだ場合、フォロー直後は順調に利益を増やせても、相場環境が変わった途端に損失を被るケースも珍しくありません。
どのような相場であっても、確実に稼いでいるトレーダーを見つけるためには、短期と長期の両方の成績を確認する必要があります。
そのためには、プロバイダーの取引期間も確認してください。
数ヶ月以上成績のよいプロバイダーを選ぶと、フォローした後も基本的に安定した利益が得られる可能性があります。
成績グラフが右肩上がりでドローダウンが20%以下
ほとんどのコピートレードでは、プロバイダーの損益状況をグラフで確認可能です。
そして、優秀なプロバイダーの成績グラフは、右肩上がりかつドローダウンも20%以下の傾向があります。
ドローダウンとは、最大資産からの損失率を表します。
ドローダウンの数値が大きくなると、成績グラフは以下のようになります。
上記のようなプロバイダーは、途中までリターンの割合が 1,100%近くまで上昇していましたが、ある日を境にリターンが0%近くまで下落しました。
このようにドローダウンが大きいプロバイダーは、長期的にみると、多くの証拠金を失ってしまいます。
常に、自分の資金を管理して、臨機応変にフォローするシグナルプロバイダーを変えていく必要があります。
IronFXのコピートレードの特徴を解説
IronFXでは、2種類のコピートレード口座を提供しており、コピートレードが可能です。
IronFXのコピートレードの特徴を以下の表にまとめました。
コピートレード口座 | コピートレード プロフェッショナル口座 | |
---|---|---|
注文方式 | 相対取引決済 | マーケット取引決済 |
レバレッジ | 500倍 (固定) | 200倍(固定) |
スプレッド | 普通 | 狭い |
最低保証金 | 設定なし |
成功報酬の割合 | 利益の最大40% |
ストラテジープロバイダーの数 | 300人以上 |
高いレバレッジで取引したいのであれば「コピートレード口座」を選びましょう。
一方で、スプレッドや約定力を重視する方は「コピートレード プロフェッショナル口座」を利用してください。
ただし、フォロワー・プロバイダーの双方の口座が同じでなければなりません。
プロバイダーによっては、どちらかの口座のみしか対応していないため、注意が必要です。
トレードを開始する前に、ストラテジープロバイダーが決める最低保証金や成功報酬の割合を確認しておきましょう。
IronFXでコピートレードをはじめる手順を解説!
IronFXでのコピートレードに興味があるけど、どのようにはじめればよいのかわからない方も多いでしょう。
コピートレードをはじめるためには、IronFXの口座開設以外にも必要な手続きがあります。
以下の手順に沿って手続きを進めましょう。
① ストラテジーフォロワー口座の開設
② プロバイダーを選ぶ
③ 入金する
上記の内容を順番に解説します。
ストラテジーフォロワー口座の開設
まずは、IronFXのマイページにログインしてください。
ログインした後、左に表示されている「コピートレード」をクリックします。
次に、ストラテジーフォロワー口座開設を選択してください。
そして、口座タイプと通貨を選択しましょう。
基本的に、日本人トレーダーの場合は、基軸通貨としてJPY(日本円)を選んでおくと問題ありません。
また、JPY以外であれば、USD(米ドル)やEUR(ユーロ)など、世界規模で流通の高い基軸通貨を選んでおくと良いでしょう。
選んだ口座によってレバレッジが自動的に切り替わります。
最後に、登録をクリックしてください。
すると、以下の画面が表示されます。
上記の画面が表示されると、コピートレードの口座開設は完了です。
プロバイダーを選ぶ
プロバイダーを選びましょう。
まず、日本語表示をしたい場合は、右上のenをjaに変えてください。
デフォルトのままでは、英語「en」となっています。
すると、ページが日本語表示に変わるので、プロバイダーの成績を確認してください。
フォローしたプロバイダーを決めた後、右の「投資」ボタンをクリックしてください。
すると、サブスクリプション登録の画面に移るので、サーバーやパスワードを入力します。
「サーバー」を選択すると、右に詳細情報が表示されます。
詳細情報のサーバーに一致するサーバーを選択してください。
フォローしたプロバイダーは、フォロワーに対して最低保証金や成功報酬を提示しています。
その最低保証金や成功報酬については、詳細情報に表示されるので必ず確認してください。
最後に「登録」ボタンをクリックすれば、プロバイダーのフォローは完了です。
入金する
最後にIronFXで開設したコピートレードのストラテジーフォロワー口座へ証拠金を入金しましょう。
入金する口座は、フォローしたプロバイダーを紐付けたストラテジーフォロワー口座となります。
入金が完了すれば、自動的にコピートレードが開始されます。
まとめ
コピートレードは、初心者や取引を行う時間があまりない方でも効率的に利益を得られる取引手法です。
EAを自分の口座と紐づける設定は、おそらく初心者にとって難しいかもしれません。
しかし、コピートレードを利用するとき、ストラテジープロバイダーをフォローするだけで自動的に取引を行ってくれるので、SNSを利用している時と同じように気軽に取引を始めることができます。
IronFXのコピートレードは、300人以上がシグナルプロバイダーとして登録しています。
また、スプレッドの狭い口座も用意しているので、目的に合わせて選びましょう。
IronFXの日本語サポートも丁寧なので、安心して利用できるブローカーの一つです。
コピートレードする時、IronFXを利用することも検討してみましょう。
コメント(Comment)