海外ブローカーでの入出金方法を徹底解説!おすすめの方法や注意点も紹介
海外ブローカーは、国籍を超えて、世界中のさまざまな投資家たちが安心して利用できるよう、多くの入出金の方法を導入しています。
オンラインウォレット(電子財布)や仮想通貨など日本国内ブローカーではあまり利用されていない最新の入出金方法も含まれており、入出金がとても迅速にかつ便利になっています。
しかし、この記事を閲覧している人は、「海外ブローカーで取引を始めたいけれど、入出金の方法が多すぎて分からない」「海外ブローカーによって手数料や反映時間が異なるためどの方法を使えばいいかわからない」という悩みを持っているかもしれません。
この記事では、海外ブローカーが導入している入出金の方法を4つ紹介します。
海外FX業者での入出金の方法は主に4つ
現時点で海外ブローカーの入出金の方法として使われているサービスは大きく分けて、4つ存在します。
・クレジット(デビット)カード
・銀行送金
・仮想通貨
・電子ウォーレット
上記の4つの入出金方法にはそれぞれ特徴がありますので、それらを詳しく解説していきます。
クレジット(デビット)カードによる入出金
クレジット(デビット)カードでの入金は、「ショッピング枠」を利用して海外ブローカーの口座に入金できます。
ショッピング枠を利用するため、キャッシング不要で安心です。
口座から出金する場合は少しだけ特殊で、カード使用のキャンセルによる「返金(リファンド)」として扱われます。
つまりクレジットカードの入金額以上の出金ができません。
カード情報を教えることに不安を感じるという方もいますが、顧客情報に関しては厳重に管理されているため安心して利用できます。
ここでクレジット(デビット)カードによる、メリット・デメリットを説明します。
入出金におけるメリット
・無料
・入金が簡単
・口座の反映が即時対応
入出金におけるデメリット
・出金については入金額が上限となる
・処理の手間が多い(写真撮影など)
・入金したカードにしか出金できない
海外銀行送金による入出金
海外銀行送金は、インターネットが普及する前から使用されている方法のため、ほとんどの海外ブローカーが対応しています。
海外銀行送金を経由した入金方法は、日本の銀行口座から海外ブローカーの海外銀行の口座に直接入金すると言った仕組みです。
日本国内の銀行送金と似ていますが少し異なります。
・国内銀行送金
海外銀行の口座へ入金→ブローカー側で確認後FX口座反映
・海外銀行送金
国内銀行の口座へ入金→仲介銀行→海外銀行→FX口座反映
このように、銀行を経由して口座反映されるため着金に2日~3日の時間がかかり、手数料も数千円単位で発生します。
海外銀行送金による出金方法は、日本国内銀行送金による出金方法と同じです。
海外銀行経由で、日本国内の銀行口座に到着するため、着金の時間と手数料の高さが懸念点です。
海外銀行送金によるメリット・デメリットを説明します。
入出金におけるメリット
・日本国内銀行へ入金するので安心して入金できる
・ほとんどの海外ブローカーで対応が可能
入出金におけるデメリット
・着金時間が最低2日~3日かかる
・手続きの手間と数千円単位の手数料がかかる
仮想通貨による入出金
仮想通貨による入出金は、手数料の安さや取引所が24時間対応であればいつでも手軽に入出金できることから近年では人気の入出金方法です。
仮想通貨の入出金の方法は、仮想通貨取引所で、法定通貨(USDやJPYなど)をビットコインなどの仮想通貨に両替して、海外ブローカーで口座開設した自分の口座に送金します。
この際、初めて仮想通貨を購入したりする場合は本人確認などの手続きが発生しますが、その後は他の方法と比べると比較的自由に入出金を行うことが可能です。
ただし、注意が必要なのが仮想通貨の場合は、価格変動が激しいことです。
例えば、相場が変動するため、ビットコインを10万円分購入しても10万円分をブローカーの保有口座に入金できるとは限りません。
入出金におけるメリット
・いつでも入出金が可能
・口座の反映がリアルタイム
・手数料が安い(送金手数料:入金額の約0.5%)
・匿名性があり、自分の名前が記録に残らない
入出金におけるデメリット
・入金の上限があることがある
・ビットコイン自体の相場が変動する
・ビットコイン入金やテザー入金が可能な海外ブローカーが少ない
電子ウォーレットによる入出金
電子ウォーレットには、日本で人気のあるbitwalletやSticPay, BXONEや、NetellerやSkrill, PerfectMoney, FasaPayなどを採用しています。
その中でも、この記事では、使いやすい電子ウォーレットの代表格であるbitwallet, SticPay, BXONEについて取り上げます。
bitwalletによる入出金
最近では、オンラインウォレット(電子財布)での入出金も増えています。
この記事で紹介するbitwalletは、資金をクレジットカードや銀行口座で保管することができ、提携している海外ブローカーへ入出金を行うことができるサービスです。
bitwalletによる入出金の方法は、まずbitwalletに資金をチャージしてその資金から海外ブローカーに送金します。
bitwalletへの入金は、VISA以外のクレジットカードも対応しているため、海外ブローカーが対応していないカード会社でも問題なく入金することが可能です。
また、bitwallet内で入出金の一元管理を行えるため、やり取りが簡単に行えます。
入出金におけるメリット
・管理が簡単
・海外ブローカーへの入金手数料が安いし無料の場合もある。
・複数のブローカーが提携している
・日本居住者に対しては、bitwalletへの入金、bitwalletから登録した銀行口座への出金手数料が安い
入出金におけるデメリット
・未対応の海外ブローカーも存在する
SticPayによる入出金
Sticpay(スティックペイ)は、数百万人以上が利用している国際決済サービスです。
2017年に香港でスタートした新しいサービスですが、送金にかかる時間が短縮でき、手数料が安く抑えることができます。
Sticpayによる入出金方法はbitwalleと同様に、資金をチャージして海外ブローカーへ送金します。
さらにSticpayの場合は、仮想通貨でも入金可能です。
Sticpayの最大の特徴は、金融機関を経由せずに現金を出金できます。
詳しく説明しますと「Sticpayカード」と呼ばれるUnionPayブランドのデビットカードを発行できます。
このカードがあれば世界中のATMで現地通貨の出金ができたり、UnionPay加盟店で支払いが行えるというメリットがあります。
入出金の取引だけでなく、このような付加価値がある点に魅力を感じる世界中のユーザーも多いです。
入出金におけるメリット
・管理が簡単
・複数のFX業者とやりとりが行える
・デビットカードによる現金の引出しや支払い
入出金におけるデメリット
・未対応の海外ブローカーも存在する
海外ブローカーの入出金に関する3つの注意点
海外ブローカーの入出金の方法について解説しましたが、入出金の手続きをするときに、注意しておかなければいけないポイントが3つ存在するのでご紹介します。
・原則入金方法と出金方法は一致させる
・金融庁の規制などにより入出金の方法は変わりやすい
・出金するとクレジットボーナスは消滅する
上記の3つを最低限理解しておくことによって、利益の取りこぼしが少なくなり、さらにマネーロンダリングなどの不正防止にもつながります。
原則入金方法と出金方法は一致させる
先ほどから何度か説明してきましたが、全ての海外ブローカーが採用している共通のルールとして「入出金の方法は原則同じ」という点があります。
これはマネーロンダリング(資金洗浄)と呼ばれる犯罪の対策になります。
マネーロンダリングとは、犯罪行為などで得た資金の資金源を分からなくするために、口座などを転々とさせて、正当な取引で得たお金と見せる行為です。
マネーロンダリングの対策として、クレジットカードでの出金方法は入金額までの返金という扱いになっています。
他にも銀行振込で入金した場合は、出金は入金時と同じ本人口座のみに返金可能などルールが決められています。
金融庁の規制などにより入出金の方法は変わりやすい
決済会社が一部の海外ブローカーに対して風当たりを強くしていることから、オンライン決済サービスやクレジットカードの入金対応の取り止めなどが発生しています。
そこで、bitwalletやSticpayなど国際決済サービスが普及してきたこともあり、クレジットや銀行送金との入れ替わりが激しい状態です。
このように海外ブローカーの入出金方法は変わりやすいため、当サイトをブックマークして、常に最新情報を入手してください。
出金するとクレジットボーナスが消失する
海外ブローカーが採用しているクレジットボーナスとは、取引するための証拠金を増やしてクライアント側の資金を少なめにして、リスクを減らし、大きく取引ができるクッション機能です。
そして、口座残高+ボーナス分が有効証拠金となり、クレジットボーナスそのものは出金することができません。
このような場合、出金してしまうと、自動的にクレジットボーナスは消滅してしまいます。
クレジットボーナスの有効的な利用を理解して、クレジットボーナスを完全に使い切った後などに利益分を出金することがおすすめです。
おすすめの入出金方法は「クレジットカード」「bitwallet」「SticPay」
入出金方法や対策などを上記で説明してきました。
選択肢がありすぎて何がいいのか分かりませんよね。
当サイトでは、利用しやすい方法として、「クレジットカード」「bitwallet」「SticPay」を当サイトではおすすめしています。
なぜかというと、クレジットカードを利用すると、クレジットカードを入金方法として海外ブローカーが対応していれば手数料も無料でブローカーの保有口座に即座に反映されるからです。
出金に関しては、返金扱いとなるため手続きに多少時間がかかりますが「入出金の方法は原則同じ」というルールに従っているため安心です。
「bitwallet」「SticPay」の場合はなんといっても管理が楽であることとブローカーへの送金手数料がかからないことでしょう。
「bitwallet」「SticPay」を経由して、ブローカー入金しておけばその後の運用が楽であり、出金もクレジットカードよりも簡単で反映速度も早いです。
クレジットカードのみでは対応不可の海外ブローカーも存在します。
しかし、「bitwallet」「SticPay」にクレジットカードで、入金しておけば間接的に海外ブローカーに入金することもできて、とても便利です。