テクニカル分析

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technicalanalysis

テクニカル分析とは、過去の値動きをチャートで表して、そこからトレンドやパターンなどを把握し、今後の株価、為替動向を予想するものです。チャートは取引(投資行動)の結果としてできたものであり、過去にも似たようなパターンがあれば、将来も同じようなパターンになる可能性が高いと予測します。

テクニカル分析を利用することは、投資家の心理状態を分析し、今後の値動きを予測することを意味します。

テクニカル分析にはさまざまなメリットがありますが、当然デメリットもあります。

メリット デメリット
相場の動きを取引ツール上で視覚的に把握可能

チャートの動きだけに注目すればいい

経済に関する知識がなくても特に問題ない

自分の分析力次第で予測精度を上げられる

現在の相場は過去の相場と必ず一致するわけではない

ニュースなどの急な政変や出来事に対しては対応できない

売買シグナルは実際の動きからは少し遅れる

売買シグナルには騙しがある

現在は、トレーディングツールなどでテクニカル指標を簡単に表示させることが可能で、個人投資家でもテクニカル分析が容易です。

このページでは、投資家の皆様に役立つテクニカル分析を添付しますので、ご自由にご利用ください。

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テクニカル分析一覧

テクニカル分析①

Powered by PlusMarkets

テクニカル分析②

Powered by WindsorBrokers

テクニカル分析③

Powered by DukasCopy

テクニカル分析④

Powered by FXCC

テクニカル分析⑤

Powered by InstaForex


テクニカル分析における代表的な指標

代表的なテクニカル分析として「ローソク足」、「単純移動平均線」、「ボリンジャーバンド」、「RSI」、「MACD」、「ストキャスティクス」「一目均衡表」「RCI」などがあります。

「ローソク足」、「単純移動平均線」、「ボリンジャーバンド」、「RSI」、「MACD」、「ストキャスティクス」「一目均衡表」「RCI」を理解して取引する人は、上級トレーダーです。

ぜひ、上級トレーダーの仲間入りをしてください!

ローソク足

ローソク足とは、株式相場、外国為替相場、金相場などの相場の値動きを時系列に沿って図表として表す手法の一つです。形状が「ローソク」に似ていることで「ローソク足」と呼ばれています。

ローソク足は、江戸時代に世界最古の先物市場・大坂(現在の大阪)堂島の米相場で巨万の富を築いたとされる本間宗久が考案し、明治時代になって確立しました。

歴史的な側面から見ると、日本の米相場で生まれた純国産の「罫線分析(テクニカル分析)」と言えます。

ローソク足チャートの「ローソク」とは、1日、1週間、1ヶ月、1年間という期間中の、

・始値(はじめね)・・・ 相場が始まった時の価格
・高値(たかね) ・・・ 期間中の高値
・安値(やすね) ・・・ 期間中の安値
・終値(おわりね)・・・ 相場が終わった時の価格

という四本値(よんほんね)を形で表した指標です。

japanesecandle

陽線

始値よりも終値が高い価格で終わった場合、ローソク足の実体部は、赤色となり「陽線」と呼ばれます。ローソク足が「陽線」だった場合、買いの勢いが強かったことが一目瞭然です。実体部が短ければ、買いの勢いは弱かった、長ければ、買いの勢いが強かったことがわかります。

陰線

始値よりも終値が安い価格で終わった場合、ローソク足の実体部は、青色となり「陰線」と呼ばれます。ローソク足が「陰線」だった場合、売りの勢いが強かったことが一目瞭然です。実体部が短ければ、売りの勢いは弱かった、長ければ、売りの勢いが強かったことがわかります。

ヒゲ

ローソク足では高値と安値を「ヒゲ」(影)で示していることで、高値圏や安値圏での売り圧力と買い圧力の強弱が把握できます。
上ヒゲが長ければ、一時はかなり上昇したのに、売り圧力が強かったために押し戻されて終わったことがわかります。上昇トレンドが長く続いた後に出現した場合、そろそろ天井圏に近い可能性が示唆されます。
下ヒゲが長ければ、一時は大きく下がったのに、買い圧力が強かったために押し戻されて終わったことがわかります。下落トレンドが長く続いた後に出現した場合、そろそろ底値圏に近い可能性が示唆されます。

 

単純移動平均線

単純移動平均線(移動平均線)とは、株式相場・外国為替相場・金相場など様々な金融商品の動きを一つの流れとして捉えることができる、もっともポピュラーなテクニカル分析の手法の1つです。

移動平均線は、一定期間の平均価格を日々計算して出した「答え」を線でつないだものです。

例えば、5日移動平均値は5日分の平均価格となります。そして、日々の平均価格を線でつないだものが5日移動平均線となります。

movingaverage

平均価格を使用することで日中の大きな変動に惑わされることなく、現在の相場の方向性(トレンド)がどちらを向いているのか(上がっているのか、下がっているのか)を見ることができます。

現在の米ドルの対円レートを1米ドル=100円、5日移動平均線の水準を80円、25日移動平均線の水準を120円とします。平均価格が80円ですので、過去5日以内に米ドルを買っている投資家はプラス(評価益がでている)となっていますが、過去25日間で米ドルを買った投資家はマイナスが出ているわけです。

例えば、過去25日間で米ドルを買った投資家は、損益トントンの水準つまり120円まで戻れば、損益を確定したい心理状態となりがちです。こうした心理状態の投資家が増えると1米ドルは25日移動平均線の水準である120円より米ドル高円安には向かいにくくなると考えることができます。

期間の異なる移動平均線による現象(シグナル)

移動平均線には複数の期間のものを組み合わせることにより、重要なシグナルを判断することができます。
その一つに“ゴールデンクロス(買いシグナル)”と“デッドクロス(売りシグナル)”があります。

見分け方は期間の短い移動平均線が、期間の長い移動平均線を上に越えるとゴールデンクロス。反対に期間の短い移動平均線が、期間の長い移動平均線を下に抜けるとデッドクロスというシグナルになります。

ゴールデンクロスは下落のあとに出る現象です。

期間の長い移動平均線は、下落する以前から買っていた人が多いため、売りたいという重りがあるといえ、期間の短い移動平均線が越えてくるということは、この重りが除かれたということで、上がりやすくなります。

反対に、デッドクロスは上昇のあとに出る現象です。

これまで安心して買っていた人の価格を、短期間で割り込むことにより、下がりやすくなります。

movingaverage

ボリンジャーバンド

標準偏差と正規分布の概念が用いられているボリンジャーバンドは、平均からどれくらい値動き(分散)にバラつきがあるかを1次元標準正規分布に基づき、値動きの収まりやすいレンジが一目でわかりやすいように表示されています。

1次元標準正規分布は、

$$ f(x)=\frac{1}{\sqrt{2\pi \sigma^{2}}}\exp \left(-\frac{(x-\mu)^{2}}{2\sigma^{2}} \right) $$

なる確率密度関数f(x)を持つ確率分布として与えられます。

ここで、σ(シグマ)は、ある一定の確率で値動きが収まりやすいレンジであり、標準偏差(=分散の正の平方根)であり、平均値μからみて、上のレンジを+1σ、下のレンジを-1σと呼びます。これを2倍したものが+2σ, -2σになります。

この+1σ、-1σに収まる確率は約68.2%、+2σから-2σに収まる確率は約95.4%となります。この計算方法は以下となります。

1次元標準正規分布の確率密度関数f(x)を持つ分布関数F(x)は、
$$
F(x)=\int_{-\infty}^{x}f(x)dx
$$
で定義されるので、正の実数nに対して、+nσ、-nσに収まる確率は、
$$
P(-nσ\leq X \leq n\sigma)=\int_{-nσ}^{n\sigma}f(x)dx
$$
となります。n=1の時は、
$$
P(-σ\leq X \leq \sigma)=0.682….
$$
となり、n=2の時は、
$$
P(-2σ\leq X \leq 2\sigma)=0.954….
$$
となります。

ボリンジャーバンドの使い方

normaldistribution

主な活用法は、「+2σを越えたら上昇し過ぎなので売り、-2σを越えたら下落し過ぎなので買い」といった見方です。

ただし、あくまでも±2σに入る確率が95.4%ですので、そうでない可能性も4.6%あると言えます。

根本的な対応策は、例外的な値動きもあるという前提の下で、ボリンジャーバンドを使うことです。

ほとんどの値動きは±2σに入りますが、そうでない時に耐えられる投資の範囲にとどめることが重要です。

RSI

RSI(相対力指数)とは、一定期間の相場における「値上がり幅」と「値下がり幅」を活用して、値動きの強弱を数値で表し、買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを判断する手法です。

一定期間において、「上昇した日の値幅合計」と、「下落した日の値幅合計」をあわせたもののうち、前者の比率を表します。

例えば、比率が上昇日7:下落日3の場合、RSIは70ということになります。

rsi

値上がり幅の比率が高い=相場の上昇しようとする力は強いといえます。

そのような中でも、比率が高すぎると買われ過ぎと判断され、逆に比率が低すぎると売られすぎとなります。

つまり、相場が上昇し続ければ、買われ過ぎと判断し売りを考え、逆に下落し続ければ、売られ過ぎと判断し買いを考えるというものです。

値動きを数値化した指標がRSIであり、買われすぎ、売られすぎなどを判断することになります。

RSIの使い方

一般的にはRSIが25から20を割り込むと買いシグナル(売られ過ぎ)、70から80を上に抜けてくると売りシグナル(買われ過ぎ)と言われています。

ただし、急騰した場合や急落した場合など、一方向に大きく動くと、RSIが“100”、または“0”といった数値となり、横ばいで動かなくなることがあります。極端な値動きではテクニカル指標として機能しなくなる場合があります。つまり、RSIはマーケットが横ばい、緩やかな上昇もしくは下落という状況で効果を発揮すると言えます。

また、RSIは通貨別、もしくは時期によって癖が出ます。

ある通貨では80以上が売りシグナル、20以下が買いシグナルの傾向があるのに対して、別の通貨では60以上が売りシグナル、40以下が買いシグナルになることもありますので、その通貨の過去の傾向を把握しておくことが必要です。

MACD

MACD(移動平均収束拡散手法)は短期の移動平均線と中長期の移動平均線を使用することで、買いと売りを判断する手法です。
ここで使用する移動平均線は通常の単純移動平均線と異なり、新しい価格のほうがより影響力が高いという考えから、新しい価格の比重を高めて計算されています。
MACDは基本となる線(テクニカル名と同じMACDという線)と、MACDの移動平均線であるシグナルと呼ばれる2本の線の推移でマーケットの判断をします。

MACDの基本的な3つの使い方

macd

①基本となる線である「MACD」が下向き(右肩下がり)で、その移動平均線「シグナル」が「MACD」より上にある時、相場は弱いと見ます。

②その後、「MACD」の調整がなだらかになり、「シグナル」を上抜けるとゴールデンクロスといって買いのタイミングです。

③「MACD」が上向き(右肩上がり)で、「シグナル」を上回っている時は相場が強いと見ます。その後、「MACD」の上昇がなだらかになり、「シグナル」を下抜けるとデッドクロスといって売りのタイミングです。

MACDは、ゴールデンクロス・デッドクロスといった「買い」と「売り」を判断させるタイミングが単純移動平均線と比べて格段に早くなります。相場の転換をより早く判断するのに有効です。

グラフの数値に「0(ゼロ)」がありますが、買いのタイミングとなった後に、「MACD」と「シグナル」がともにゼロ水準を上回れば、より信頼度が増します。反対に、売りのタイミングとなった後に、ともにゼロ水準を下回れば、これもより信頼度が増します。

MACDの計算を単純化すると「短期の移動平均線」から「中長期の移動平均線」の値を差し引くことで算出されます。短期の数値がより強く(弱く)ないとゼロを上回る(下回る)ことができないので、より相場が強い(弱い)と判断できます。

ストキャスティクス

ストキャスティクスは一定期間の高値と安値を活用して、買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを判断します。現状の価格が一定期間の高値および安値と比較して、どの位置にあるかで算出されます。
ストキャスティクスに似ているRSIは買いゾーン、売りゾーンで判断するのに対して、ストキャスティクスは2本の線を用いて明確に売買シグナルが出るので、相対的に判断しやすいテクニカル指標であると言えます。

ストキャスティクスの使い方

stochastics

2本の線をそれぞれ「%K(パーセントK)」、「%D(パーセントD)」と呼びます。
基本となる「%K」と、%Kを平均した「%D」という動きの異なる2本の線を表示し、その位置や2本線の交わり方から売買タイミングを判断することになります。

売買シグナルとしては、

①“%K”が“%D”を上抜いた地点が買いシグナル

②“%K”が“%D”を下抜いた地点が売りシグナル

となります。

また、%Kが75%以上の時は買われ過ぎ水準、%Kが25%以下の時は売られ過ぎ水準となります。ただし、この買われ過ぎ水準、売られ過ぎ水準については、RSI同様に通貨ごとの癖がありますので、その通貨の過去の傾向を把握しておくことが必要です。

当該通貨の過去の買われ過ぎ、同売られ過ぎ水準と、%Kと%Dのクロスが同時に表れる際を、実際の売買シグナルとすることも一考です。

なお、ストキャスティクスも価格がある一定の値幅で動いている場合に明確なシグナルを発する傾向にあり、RSI同様、相場が横ばい、緩やかな上昇もしくは下落という状況で効果を発揮すると言えます。

一目均衡表

一目均衡表は、都新聞の商況部長として活躍した細田悟一氏が、1936年に一目山人というペンネームで発表したテクニカル指標です。外国人トレーダーからも「Ichimoku」として親しまれ、「ローソク足チャート」とともに純国産のテクニカル指標として世界中で利用されています。

とても奥が深いテクニカル指標で、日本でも熟知している投資家は数名しかいないと言われています。

一目均衡表は、相場は「売り手」と「買い手」の『均衡(パワーバランス)』が崩れた方向へ動き、方向性が確立した後、相場の行方というものは『一目瞭然』(いちもくりょうぜん)である、という考え方に基づいています。

つまり、一度動き出して方向性が確認できればその流れは続くというわけです。相場のパワーバランスを眺めながら、「いつ相場が変化するのか」「いつ目標値が達成されるのか」など、「いつ」といった「時間軸」を重視して相場の動向を予測します。

一目均衡表は、「ローソク足」と「5つの線」で形成されます。

5つの線

基準線

過去26日間の最高値と最安値の中心値を結んだ線で、中期的な相場の方向性を示します。
例えば、ドル・円相場の過去26日間の最高値が120円、最安値が100円だった場合、基準値は110円となります。

転換線

過去9日間の最高値と最安値の中心値を結んだ線で、短期的な相場の方向性を示します。

先行スパン1

基準線と転換線の中心を、26日先に先行させて記入します。
基準線は過去26日間の中心、転換線は過去9日間の中心ですが、先行スパン1はそれぞれの中心となります。

先行スパン2

過去52日間の最高値と最安値の中心を、26日先に先行させて記入します。
先行スパン1と先行スパン2に囲まれた部分を「雲」と呼びます。

遅行スパン

当日の終値を26日前に記入します。
「前日比」は当日の価格と前日の価格を比較したものですが、「遅行線」は当日の価格と26日前の価格を比較していることになります。

一目均衡表の使い方

次のときは、買いシグナルとなり「好転した」と言います。

ichimoku

①転換線が基準線を上抜けたとき

②遅行スパンがローソク足を上抜けたとき

③ローソク足が雲を上抜けたとき

さらに、①②③の買いシグナルが3つそろった場合を「三役好転」と言い、より強い買いシグナルとなります。

RCI

RCIは、売られ過ぎなのか買われ過ぎなのかを見極め、売り買いのタイミングを判断するテクニカル分析です。

通常のチャート分析の多くは「上昇した値幅や率」、「下落した値幅や率」に着目しますが、RCIは一定期間の終値を高い順に並べた際の順位と、現在の日付から近い順に並べた際の順位で分析します。
例えば、本日が土曜日とした過去1週間の期間における「日付の順位」は、金曜日が1位、木曜日が2位、…月曜日は5位となります。

「価格の順位」は、月曜から金曜まで毎日高値を更新する上昇トレンドだった場合、金曜日が1位、木曜日が2位、…月曜日は5位となり、RCIは+100になります。逆に、月曜日が高値で、毎日高値を切り下げる下落トレンドだった場合、金曜日が5位、木曜日が4位、…月曜日は1位となり、RCIは-100になります。

RCIの使い方

rci

買いシグナル

・マイナス圏からプラス圏に転じたとき
・売られ過ぎの-100に接近した後、反転上昇し始めたとき
・-80以下の水準から-80以上になったとき
・マイナス圏で反発したとき

売りシグナル

・プラス圏からマイナス圏に転じたとき
・買われ過ぎの+100に接近した後、反転下落し始めたとき
・+80以上の水準から+80以下になったとき
・プラス圏で反落したとき

まとめ

「単純移動平均線」や「MACD」は相場の値動きが上下はっきりしている時に使いやすく、「ボリンジャーバンド」、「RSI」、「ストキャスティクス」は相場の値動きが横ばいの時に使いやすいなど、少しずつ特徴が異なりますが、相場動向から投資家の心理状況を分析し、今後の値動きを予測しようという点に違いはありません。

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