XMTradingが、ストップレベルを更新!指値注文と逆指値注文が全てゼロになりました!

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XMTradingは、各通貨ペアのストップレベルを変更しました。

57通貨ペア中41通貨ペアの変更です。

変更があった全ての通貨においてストップレベルが小さくなっているので、良い方へ改善されました。

ストップレベルが小さくなったことによって、指値注文と逆指値注文の予約注文がかなりしやすくなりました。

最新の各通貨ペア情報とストップレベルについて、この記事で解説します。

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ストップレベルとは?

ストップレベル(stop level)とは、指値注文や逆指値注文などの「待機注文」を出すとき、現在の市場価格にて予約注文を設定するための最低の間隔です。つまり、その時点の為替レートから開けなくてはいけない「為替レートの値幅」です。

ここで、待機注文とは、指値注文や逆指値注文などの予約注文のことであり、待機注文ではストップレベルに達した価格を指定しなければ約定ができません。

万が一、ストップレベルを満たしていないレートで、XMTradingの指値注文の発注フォームの「価格」を記入すると、注文ボタンが有効化されないので、注文ができません。

ストップレベルという概念は、MT4にしかありません。MT4以外の口座の多くはスキャルピングが禁止されています。スキャルピングを一切禁止にすることで、ストップレベルという概念が必要なくなるのかもしれません。

ストップレベルの存在理由は、注文の集中によるサーバーのダウンを防ぐためです。

では、XMTradingのストップレベルが、利益確定や損切りに与える影響をみていきましょう。

XMのストップレベルが広い場合は、利確価格を指定する「テイクプロフィット」に最適なエントリーポイントで注文を仕込むことができません。

よって利確のタイミングを逃してしまいます。

逆にストップレベルが広い場合に、XMで損切り価格を指定するストップ指値注文や「ストップロス」などを予約注文することもできなくなります。

適切な損切り価格を指定できないことによって、XMで大きな損失を招いてしまう可能性があります。

利益を取り続けるためには、なるべく小さく損切りする必要があります。小さく損切りできる技術も、取引で利益獲得するためのコツです。

特に、長期相場においてスイングトレードしたり、利益がいづれ取れるだろうと確信できる保有中のドローダウンしているオープンポジションを保有したりするためには、ストップレベルを仕込んでおくことは、損失を最小限に抑えるための必要事項となります。

長期間に及ぶトレードは、経済指標や金融政策の発表、世界的事件や自然災害がいつ発生するのか予測できません。それは、急激なレート変動リスクとなります。

急激なレート変動に備えるために、XMで小さい損切り注文を予約するためには、ストップレベルが小さい方が損失を小さくできます。

しかし、ストップレベルが大きい場合、現在レートから大幅に離れたポイントで損切りの注文しかできないので、大きな損失を出してしまいます。

ストップレベルは各ブローカーや通貨ペアごとで異なり、XMでも各通貨ペアごとに定められています。

ストップレベルが50の場合、現在価格より5.0pips離さないと注文することができません。
つまり、5.0pips以上離れていないと逆指値による利確や損切り決済はできません。
決済条件が制限されてしまうので、ストップレベルは、FX取引を不利にしてしまいます。

ストップレベルが4pipsの場合、現在値から4pipsを開けて、指値を出さないと注文ができません。

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MT4(メタトレーダー)でストップレベルを確認する方法

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1. 通貨の「仕様」を見る

MT4の通貨ペアリストの中から、ストップレベルを見たい通貨を右クリックし、仕様(画像の赤丸)を選ぶ。

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2. ストップレベルを確認しよう

通貨にある「仕様」を右クリックした後、新しく開いた画面にストップレベル(画像の赤丸)が表示されています。こちらの例(USD/JPY)では、ストップレベルは「40 = 4pips」となります。
ストップレベルの単位は、ポイントです。pipsではありません。

xmtrading-stoplevel

また、XMTradingのストップレベルは、こちらをクリックして、公式ホームページから以下のように閲覧することもできます。

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XMTradingにおけるストップレベルの単位

XMのストップレベルの単位は「ポイント」で表示されます。一般的には、ストップレベルはポイントという単位で表示されます。

XM公式サイトでは、「ストップレベル」と呼ばずに「指値および逆指値のレベル」として公開されています。

$$ XMのポイント=「最低価格変動」\times「指値および逆指値のレベル」]

で算出されます。

ストップレベルは、ポイント形式で表示されますが、pips換算したほうがわかりやすい人もいます。

XMでストップレベルをpipsに換算する方法は「指値および逆指値のレベル」に対し、日本円の場合は0.01、日本円以外の場合は0.0001を掛け算してください。以下は、1USD=100JPYの時です。

$$ ストップレベル10\text{point} = ストップレベル1\text{pips} = 0.01(\text{JPY})=0.0001(\text{USD}) ]

XMTradingにおける今回のストップレベルの変更状況

以下に今回の変更状況を記載しておきます。変更箇所は青色にしています。

以前から、XMTradingは、ストップレベルポイントを小さくする試みがありましたが、2021年8月からは、大胆に全ての金融商品の指値および逆指値のレベルをゼロに引き下げました。

指値および逆指値のレベルをゼロに設定したことによって、保有する口座タイプにかかわらず、XMTradingの全ての利用者に適用され、 指値注文の際に、その時点の市場価格で設定できます。

この変更は自動的に適用されているので、利用者側に何らかの作業が発生することはございません。

なお、以下の表におけるストップレベルの中間値は、2021年6月におけるストップレベルの中間値となります。

通貨 ペア
ストップレベル(Point) 
AUDCAD 160 70→0
AUDCHF 160 70→0
AUDJPY 99 40→0
AUDNZD 210 110→0
AUDUSD 50 30→0
CADCHF 180 90→0
CADJPY 100 60→0
CHFJPY 120 50→0
CHFSGD 280 190→0
EURAUD 120 80→0
EURCAD 140 120→0
EURCHF 62 25→0
EURDKK 260 260→0
EURGBP 50 25→0
EURHKD 520 300→0
EURHUF 600 600→0
EURJPY 54 30→0
EURNOK 620 620→0
EURNZD 220 200→0
EURPLN 540 540→0
EURRUB 340 340→0
EURSEK 560 560→0
EURSGD 140 130→0
EURTRY 300 300→0
EURUSD 40 12→0
EURZAR 2580 2000→0
GBPAUD 160 100→0
GBPCAD 200 100→0
GBPCHF 178 70→0
GBPDKK 600 600→0
GBPJPY 108 60→0
GBPNOK 1460 800→0
GBPNZD 360 250→0
GBPSEK 1400 800→0
GBPSGD 340 240→0
GBPUSD 52 17→0
NZDCAD 180 100→0
NZDCHF 200 200→0
NZDJPY 140 100→0
NZDSGD 220 210→0
NZDUSD 80 40→0
SGDJPY 140 140→0
USDCAD 52 25→0
USDCHF 50 20→0
USDCNH 50 50→0
USDDKK 340 340→0
USDHKD 26 26→0
USDHUF 520 500→0
USDJPY 40 12→0
USDMXN 1030 900→0
USDNOK 780 700→0
USDPLN 700 300→0
USDRUB 340 340→0
USDSEK 820 500→0
USDSGD 140 140→0
USDTRY 280 280→0
USDZAR 206 200→0

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まとめ

XMTradingは、他のブローカーと比べると、少しストップレベルが大きいかもしれません。
しかし、今回のストップレベルの変更により、ストップレベルが小さくなったので、指値注文と逆指値注文の予約注文がかなりしやすくなりました。

特に、「小さな値幅」で利食いをする手法「スキャルピング」で取引する時、ストップレベルの広さにより売買に支障をきたすことがありましたが、今回のストップレベルの変更により、「スキャルピング」がしやすくなりました。

XMTradingは、最大レバレッジ888倍で取引できるのでリスクが高そうと思えますが、実際取引すると口座がマイナス残高になると自動でクローズされるので被害額は少ないです。

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