Fintokei(フィントケイ)のプランを利用して取引するときに、必ず注意すべき2つの数値「損失率と最高水準」について詳しく解説!

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Fintokeiで認定プロトレーダーとなって定期的に報酬を獲得するためには、トレーダーは損失の仕組みや最高水準(HWM = High-Water Mark)を理解しなければなりません。

入門プランとチャレンジプランの2つのプランでステップを踏んでFXやCFDを取引するとき、もしくは、評価プロセスを経由せずに、取引技術に自信のある方は速攻プロプランでデモ資金を運用する場合、どちらでも損失を管理することは非常に重要です。

Fintokeiでは、トレーダーを評価する主な指標として「損失率」を重要視しています。

「損失率」がある一定以上超えることは重大なルール違反とみなされ、評価プロセスの失格や口座の閉鎖につながります。

各プランには、それぞれ許容される損失率、つまり損失を計算する独自の方法があります。

選んだプランに応じてこれらの計算方法がどのように異なるかを詳しく知り、安全な範囲内で取引できるよう準備を整えましょう。

この記事では、Fintokeiにおける2つの数値「損失率と最高水準」について解説します。

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2種類の損失率について

Fintokeiは、クライアントから取引の能力を培って、プロフェッショナルな環境へ導くことを目的にしています。

優秀なトレーダーとして、リスク管理と損失を最小限に抑える能力が必須であるため、損失率は評価対象としての最も重要な指標です。Fintokeiでは損失率を2つの異なる方法で条件付けしています。

・1日の損失率 (チャレンジプランと入門プランのみ)

・全体の損失率

1日の損失率と全体の損失率について

1日の損失率とは、1日の間に取引口座で許容される最大損失のことです。

この限度を超えると、ルール違反と見なされ、取引口座や評価プロセスが失格となります。

これはチャレンジプランで主に評価される指標です。

一方で、全体の損失率は、すべてのプランに適用される指標です。

速攻プロプランの場合は、サーバー時間午前0時に取得される有効証拠金のうち最も高い記録から、チャレンジプランの場合は、口座の初期資金から計算されます。

チャレンジプランと速攻プロプランの両方において、全体の損失率は-10%です。

原則は同じですが、計算方法は各プランで異なるので、以下の表を参考にしてください。

  全体の損失率 1日の損失率
チャレンジプランと入門プラン -10% -5%
速攻プロプラン -10% なし

詳しい計算方法は以下よりご確認ください。

チャレンジプラン・入門プランでの損失の計算方法

チャレンジプラン及び入門プランの以下損失率のルールはどちらも同時に適用され、いずれかのルールに失敗した場合、失格となりますのでご注意ください。

※損失率はポジションオープン中の含み損、必要証拠金、スワップもカウントされるので注意してください。

1日の損失率5%

毎日サーバー時間午前0時に、その時点の有効証拠金のデータを取得します。

サーバー時間午前0時の定義

夏時間( 3月下旬頃~)は、日本時間の午前6時を指します。  

冬時間(11月初旬頃~)は、日本時間の午前7時を指します。

有効証拠金の定義

有効賞金とは、残高(証拠金)に 評価損益を反映させた金額として定義されます。

取得された有効証拠金額を元に、次のサーバー時間午前0時までに維持する必要のある有効証拠金額が計算されます。

サーバー時間0時時点の有効証拠金 = A とした場合、有効証拠金額をBとすると、

B=A-(A × 0.05)=0.95×B

となります。

Bの金額を下回らないように、次のサーバー時間0時まで、有効証拠金を維持する必要があります。

次のサーバー時間0時を迎えたときには、その時点の有効証拠金を元に、1日の損失率5%の失格ラインが更新されます。

つまり、午前0時の有効証拠金が1,050万円であれば、 1,050万 – (1,050万×0.05) = 997万5,000円以上の有効証拠金を次のサーバー時間0時までに維持する必要があります。

ポジションを保有している状態で含み益、含み損、必要証拠金、スワップも加味した有効証拠金が失格ラインを少しでも下回った場合、その時点で失格となり、口座が閉鎖されます。

※有効証拠金はポジションを持った状態も含まれます。そのため含み益・含み損に注意してください。

​※有効証拠金=残高(証拠金)に 評価損益を反映させた金額

※損益には手数料やスワップも含まれます。

報酬支払い後の1日の損失率計算

その日の失格ライン(午前0時の有効証拠金の-5%)から支払い申請額を差し引いた金額が、報酬支払い後の新しい失格ラインとなります。

例えば報酬支払い前の失格ラインが997万5,000円で、50万円を支払い申請した場合、報酬支払い後、そして、次の午前0時までの失格ラインは997万5,000-50万=947万5,000円へ更新されます。

全体の損失率10% 

全体の損失率は初期残高の10%を引いた金額以上を維持する必要があります。

初期資金を常に基準としますので、損失や損益に関わらず、失格ラインは変更しません。

つまり、1,000万円が初期残高の場合、有効証拠金は1,000万×0.9 = 900万円となります。

したがって、有効証拠金は900万円を上回る金額を維持する必要があります。

失格ラインである900万円を下回ると、その時点で失格となり、口座が閉鎖されます。

※有効証拠金はポジションを持った状態も含まれます。そのため含み益・含み損にご注意ください。 ​

※有効証拠金=残高(証拠金)に 評価損益を反映させた金額

※損益には手数料やスワップも含まれます。

速攻プロプランでの損失の計算方法

速攻プロプランでの損失率は、ポジションオープン中の含み損もカウントされます。

全体の損失率10%  

*チャレンジプランや入門プランでの内容と異なります。

全体の損失率は、毎日取得されるサーバー時間0時の時点の有効証拠金において、最も金額が高かったものを基準に、そちらからマイナス10%が損失許容範囲となります。

毎日サーバー時間0時時点の有効証拠金は、Fintokeiによって記録されています。

速攻プロプランスタート時から、最も金額の高かった有効証拠金を元に、10%を差し引いた金額が、失格ラインとなります。

具体例

日数 サーバー時間0時時点の有効証拠金
1日目 300万
2日目 320万
3日目 315万

上記のうち、320万が最高額となるので、320万×0.9 = 288万が失格ラインとなり、有効証拠金が288万を下回った時点で失格となり、口座が閉鎖されます。

その後、サーバー時間0時時点の記録で、320万を超えたら、そちらの最高額が新たな基準額となり、最高額からマイナス10%した額が、失格ラインとなります。

報酬お支払い後の全体の損失率計算

途中で支払い申請した場合、報酬お支払い後の全体の損失率は以下のように計算されます。

A:=最高水準(HWM)-支払い申請額

B:=A×0.9 

日数 サーバー時間0時時点の有効証拠金
1日目 300万
2日目 320万
3日目 315万

3日目において、サーバー時間0時時点の有効証拠金が315万になったので、10万円支払い申請が可能となります。

上記の表の例で10万円をお支払い申請した場合、支払い前の失格ラインは288万となりますが、報酬お支払い後の失格ラインは、 320万 – 10万 = 310万、 310万×0.9 = 279万へ更新されます。

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最高水準(HWM = High-Water Mark)について

最高水準(HWM = High-Water Mark)とは、特定の口座で達成された最高資金額を指します。

より具体的に、最高水準は、速攻プロプランの口座上で、毎日サーバー時間0時時点で記録された有効証拠金の中で、最も高い記録を意味します。

こちらの最高水準値は更に高い有効証拠金を記録した場合にのみ更新され、減少することはありません。

クライアントの利益が口座から出金された場合にのみ、最高水準値は再計算されます。

ただし例外として、速攻プロプランの口座で報酬獲得を申請した場合、利用可能な資金総額が実質的に減少するため、最高水準も更新されます。

現時点での最高水準を確認できる場所は、Fintokeiのクライアントポータル「MyFintokei」の ダッシュボードにおける「実績」の「最高水準」を閲覧してください。

報酬申請が取引指標や取引戦略にどのように影響するのか明確にするため、更新方法について次の章で説明します。

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計算結果はMyFintokeiで確認可能

1日の損失率、全体の損失率、最高水準をチェックすることによって、トレーダーの資金を確認することができます。

取引している時の資金に推移を紙にメモしてモニターなどに貼るのも一つの方法ですが、Fintokeiのクライアントポータル「MyFintokei」で全ての指標を確認することが一番効率の良い方法となります。

MyFintokeiでは、重要なこれらの値をすべて自動的に算出する機能を備えています。

MyFintokeiには無料トライアル版を含むいずれかのプランに登録することでアクセスできるようになり、取引の管理を簡素化するだけでなく、効率的かつ効果的に取引が数値内に収まっているかを一目で確認できます。

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まとめ

Fintokeiは、クライアントの取引の才能を引き出し、正しい情報と規律ある取引習慣を身につけさせて、金融取引で生計が立てられるように尽力しています。

しかし、無計画に取引を実行したり、単なる成功を祈ったりしても、取引で稼ぐことはできません。

プロを目指すために計画性がある勤勉なトレーダーと、運任せなトレーダーとでは、綿密かつ合理的な姿勢に大きな違いがあります。

賢く取引し、しっかりと考えられた計画に従い、そして優れたリスク管理を最重要視して実践することが、取引をして稼ぐためのコツとなるので、この記事で解説したような損失率の指標がすべてのプランにおいて極めて重要なのです。

取引を行うことだけが重要なのではなく、投資によるリスク管理ができるようになり、取引の可能性を最大限に引き出す賢い判断をすることが鍵となります。

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